IDN 15周年
PEOPLEText: Junko Isogawa
創刊以来、香港を中心にアジアのクリエイティブ業界をリードしてきた IdN magazineが今年15周年を迎えた。「フレッシュ・カンファレンス」「デザインエッジ」などのデザイン・カンファレンスの開催、「A Nice Set 展」をはじめとする展覧会の企画なども数多く行い、クリエイターと読者の橋渡しを行ってきた。また、IdN(International Designers’ Network)という名前の通り、クリエイター同士のコミュニティ形成にも大きな影響を与えている。
IdNの15周年を祝うべくIdNのディレクター、クリスにインタビューを行った。
このような形跡をこれまで残せてきたのはどうしてでしょうか?
ただ楽しく仕事をしている人々もいれば、利益のために働いている人々もいる。何人かは不満を持ちながら仕事をしています。様々な人がいるからではないでしょうか。
IdN v14n2: Ornamental Graphics – Idea: Two who are tuning up the world
簡単に今まで行ってきたプロジェクトを紹介してもらえますか?
4つの世界的なデザイン・カンファレンス、展覧会を20回、本を100冊と、コラボレーションプロジェクト、そして様々なデザインの分野から膨大な数の才能を発見してきました。
IdN v14n4: Cut & Paste Issue – Feature: Re-ordering the Disorder
一番思い出深いプロジェクトは何ですか?
それぞれ全てのプロジェクトが忘れられない瞬間があるのですが、デザイナーズ・リパブリックの言葉を借りれば、『一番思い出深いプロジェクトは、常に次のプロジェクト』だということです。
15周年記念に行う予定のイベントについて教えていただけますか?
15周年記念本を発行するのと、今年はコンテストとイベントのシリーズを行っています。それに向けて、15周年記念アートを掲げて世界の主要な都市を回りアート・イベントを開催します。さらに沢山のクリエイターと様々なプロジェクトを行うつもりです、例えば10月に香港のIdNギャラリーでの展覧会を行うユニクロとのTシャツデザイン・プロジェクトもありますし、イベントも行います。
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