NIKE 公式オンラインストア

「12:12 時間の概念」展

HAPPENINGText: Emanuelis Ryklys

時間はとても繊細である。「バトル・フィールド」は、カルチャーが個の体験や方向に直面し、個がそこから選んだものを表現する場所。またこれは新しいカルチャーモデルが制限なく実行される実験室でもある。


“Time slides” project

「タイム・スライド」プロジェクトは、この個の反応を創りだすことを模索し、従って健康的融合を求める社会に向けられており、時間は評価のシンボルとなる。とても深いコンセプトだが、小さなバスタブに石けんという、とてもシンプルな表現。ポルトガル語の説明しか持ち合わせていなかったので、理解するのに苦労した。いずれにせよ、これは他から際立った時計。


Rui Palma, “Untitled”

ルイ・パルマの「Untitled」時計からは、音楽、友人、昼食、勉強、プレーステーション、恋愛など、時間は私たちの生活にある様々な物や活動から成っていることを感じる。


Paula Pires, “Turning Clock”

パウラ・ピレスの「ターニング・クロック」はシンプルだがよくできていて、回転する時計という、タイトルをそのまま現している作品。あまり実用的ではないかもしれないが、全てがこの時計のまわりを囲むというアイディアがある。


“Mr. Clock”

「ミスター・クロック」もまた、お気に入りの作品の一つ。思い出せないような古いアニメのキャラクターを思い起こさせる。何にせよ、とても面白くよくできた作品。


“Swing”

「スウィング」は、クラシックとモダンの時間の融合。それぞれ違う方法で時と分に分けられている。しかし使いやすく、わかりやすい。

12:12 WAYS OF SEEING AND LIVING THE TIME
会期:2007年2月10日(土)〜3月10日(土)
会場:FABRICA Features Lisboa
住所:83 Rua Garrett, Lisboa
https://fabricafeatureslisboa.blogspot.com

Text: Emanuelis Ryklys
Translation: Yurie Hatano
Photos: Emanuelis Ryklys

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
MoMA STORE