MOBILE ART コンペティション
HAPPENINGText: Yurie Hatano
横尾直耶(日本)
グラフィックデザイナー。1976年山形県生まれ。agasukeとして活動中。
作品解説:「gradation and border」
時刻によって形が変化する彫刻のようにしたいと思いました。グラデーションの始点と終点の境界線が、現在を示す針になっています。
Predrag Stakic(セルビア)
1978年生まれ、未だ生存中。ベオグラードにて笑ったり苦しんだりしている。
情熱的だが調和も取れ、賢明だが感情的、セクシーなのにスピリチュアルで、友好的だが個性的、良い人だけど単純で、夢想家だが理性的、クリエイティブだがレイジーで、愛嬌があって正直な、ソウルメイト、もしくは協力者を探している若者。
作品解説:「Just…WATCH! ok?」
ウィットに富んだ、バックハンドの警告「BETTER WATCH」(見た方が良いよ/良い時計の両方の意味)。
古屋直彦(日本)
グラフィックデザイナー。ロンドンでデザインの可能性と素晴らしさに触れる。その後、帰国。普段の生活の中で、物事をどのような見方をすると、たのしめるかを探しています。
作品解説:「Pyramids and The Sun」
時間というものについて改めて考えると、何千年もの人間の生活、そして地球と太陽の関係なんだと実感します。
Pakpoom Lamoonpan(タイ)
1979年、タイ、バンコク生まれ。2001年、シンパクソーン大学ビジュアル・コミュニケーションアート科卒業。以来、グラフィックデザイナーとして活躍。2004年、友人と共にデザイングループ「Good Citizen」を設立。現在は、さらに学ぶために東京に在住。イラストレーターとチーム「Sorry-sorry」を組んで活動している。
作品解説:「tik-talk」
日本の漫画の中で見た、この風船のシンボルが気に入りました!これを生み出したのが誰かはわからないが、とてもいいデザインだと思います。この作品はその素晴らしさに対する感謝のしるしと言えます。もしかすると、言葉も通じない日本の環境で生活する僕自身を現しているのかもしれません。
Jan Roth(イギリス)
36歳。ベルリンで育つ。異なるデザイン業界における幅広いバックグラウンドを持つ。現在はロンドンを拠点に小売プロジェクトの仕事を行う。
作品解説:「WorldClock2 * the global companion」
空港のフライトディスプレイ「World Clock2」にインスパイアされた作品です。主なデザイン構成は、ローカルタイムのディスプレイとグローバルな都市のリスト。国際環境に対応する携帯電話ユーザーに提供するタイム機器。ローカルタイムをセットすると、下に表示される世界都市の時間も自動的に適応します。
HENG WhooKiat(シンガポール)
パリの建築学校「Ecole Speciale d’Architecture」の卒業生であり、現在はシンガポールに拠点を置く実験的な建築家/デザイナー。「Po.D」の創立メンバーとしての彼の建築リサーチは「Vitra Museum」「Museu de les Arts Decoratives of Barcelona」「Archilab」など、ヨーロッパの主要なミュージアムで起用されている。最近では「Po.D」のモバイル建築作品「Nomambule」「iNSTANT eGO」「NOLO」が、ソウルのハンガラム美術館で展示された。またCherl HENGと共に、アートユニット「beanbagbeanpaste(豆包豆沙)」としても活動。振り付けや、デザイン、哲学にさえも音楽を掛け合わせる。過去の作品には、ダイナミック空間や知覚実験のリサーチを含む。個人的にはアイディアの宝庫「thinktankthinktank (思想坦克思想缸)」を運営。そこで繰り広げられる思考やアイディアは、彼の建築、デザイン、都市生活から、文化、社会、経済の分析までを含む。以上のプロジェクト以外の仕事としては、アート&遺産開発の公共政策も。
作品解説:「Lark」
時計は、ただ時を計るものからファッションの形へ発展してきました。今では携帯電話も、様々なインターフェイスの時計を豊富に持ちます。アナログやデジタル、カレンダー、ストップウォッチ、カウントダウンタイマーなどから選択することができます。「Lark」は、最近出版された体内時計のリサーチにインスパイアされた作品。「Morning Lark(早寝早起きの人)」もいれば「Night Owls(夜更かしする人)」もいて、それぞれが異なるその日のピーク水準を持っている中、「Lark」は秘密のインターフェイスで多くの人の多忙な時間を管理します。私たちの身体がピークを迎えたり、困難に直面する時間に大事なことが、より太く、より明るい数字と針に強調されています。例えば「Morning Lark」は、6時〜13時、15時〜17時に創造的だったり分析的なタスクをこなしやすく、休んでいる時の人は時計を詳細にあまりみないが、もし全く見ない場合は、身体が休み始める頃17時より時計もフェイドアウトします。「Night Owls」にもカラーとフォントが異なるバージョンで同じように対応することができます。
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Text: Yurie Hatano
