クルーベ・ダ・ブラマ

HAPPENINGText: Christopher Lenz

ハリウッドの著名なスタンダード・ホテルにて、ブラジリアン・グラフィックデザインとショートフィルムを鑑賞して過ごす特別な夜。

映画、音楽、デザインを扱う雑誌RESマガジンは、様々な新しいイベントを通して世界中のヴィジュアルアーティストを紹介している。2006年度の「RES 10」アーティストの発表後、選り抜きのブラジリアン・グラフィックデザインとアニメーション・ショートフィルムを紹介するため、RESはクルーベ・ダ・ブラマとチームを組んだ。

場所はハリウッドでも有名なスタンダード・ホテル。とても豪華な場所である。プール際のきれいで居心地のいいラウンジ内で、みんなはDJの音楽とお酒を共にしながらほろ酔いかげんで夏の夜を楽しみ、ブラジリアンアートに酔いしれた。

クルーベ・ダ・ブラマは、ブラジルのビール会社ブラマが世界中の様々な場所でブラジルのライフスタイルや文化を称えるために設立したものだ。日常のごく普通のスペースを特別なイベント会場に変えるというのがそのコンセプトの一つである。それは “ジンガ”(ブラジル人特有のセンスをもとにして生きる資質)というブラジル人の生き方を感じることなのだ。

グイルハーメ・マルコンデスのアニメーションショートフィルム「Into Pieces」。

カドゥ・マセド、ルーカス・カマルゴ、マルコス・ヴァズ&アンドレ・カルネイロ、ロボ、ルイス・カローネ、マイケル・アームズ&ルイス・カローネ、カルロス・ベラ&アドリアーノ・ヴァヌッチのショートフィルムが、プール際のスクリーンに上映された。

紹介したアーティスト及び彼らのショートフィルムとグラフィックデザインに関する詳細は下記のリンクを参照のこと。

Clube Da Brahma
日時:2006年7月19日
会場:Standard Hotel Hollywood
住所:8300 Sunset Blvd., West Hollywood, CA 90069
http://www.clubedabrahma.com

Text: Christopher Lenz
Translation: Toyofumi Miura
Photos: Christopher Lenz

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