新納英仁

PEOPLEText: Yurie Hatano

シフトカレンダーコンペティションで作品がフィーチャーされた、愛知県出身、名古屋の学校でグラフィックデザインを学び、現在はデザイナーとして働く、若きグラフィックアーティスト新納英仁。札幌初の個展をSOSOで開催する。

まず初めに、自己紹介をお願いします。

1981年生まれ愛知県在住、新納英仁といいます。地元名古屋の学校でデザインを学び、現在は働きながらイラストの活動をしています。

最近は主にどんな活動をされていますか?

カレンダーコンペティションで作品が掲載されて海外から依頼を頂くようになりました。知らない土地の人とでもこうしてコミニュケーションがとれたり作品を見てもらえるのは幸せなことだと思います。「All You Need Is… STICKER GRAPHICS」(All Rights Reserved Ltd. 香港)の第2弾に参加させていただいてステッカーを制作したように、これからもより生活のみじかな部分で仕事をしていけたらと思います。

SHIFT2006カレンダーコンペティションへ応募されたきっかけは何ですか?また入選作品について教えて下さい。

24歳になった時に自分のイメージしている絵と実際のものとにかなりの差があったので、その現状を打破するきっかけとしてコンペで落選することが自分にとっていいカンフル剤になるんじゃないかと思い応募しました。採用の通知がきた時はとても信じられなくてずっと誰かに騙されてるんだと思ってました(笑)。

モデルはNBAのスタープレイヤー、アレン・アイバーソンです。雑誌で彼の特集がやっていてとても刺激を受けました。それあと家に帰ったら自分が持ってる別の本にも彼の記事と写真があったのでその写真を見ながら制作しました。

SOSOで開催中の、「HIDEHITO SHINNOU EXHIBITION」の作品について教えて下さい。

最初にSOSOでの展覧会とSHIFTのカバーデザインの話を頂いたときにそれぞれで完結してしまうのはもったいないなと思い双方を関連性のあるものにしました。カバーデザインの動画を見てもらったあと展覧会の作品を見たときにこんなヤツ出てきたなぁ、ぐらいな感じで。表現に関しては動画で出てくるよりポスターの方をライトな雰囲気にしました。部屋に置いたときはインパクトがあるよりもなじんでもらいたかったので。

2月11日にSOSOで行われるパフォーマンスはどのようなものになる予定ですか?

どのようにするかは特に決めていません。その時描いたものにリアクションをとりながら楽しく描こうと思っています。あとちょうど札幌雪祭りが開催されているので見に行っていい刺激を受けたいです。

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