ペインチュラ・ピッチ・プロジェクト「蹴球落書展」
HAPPENINGText: Satoshi Ota
「すご〜い」って思わず声が出る。何がって、サッカーボールが空中でくるくる回っちゃってて。「一体どうなってるの?」って感じです。昨年末から年明けまで、渋谷パルコミュージアムで開催されていたペインチュラ・ピッチ・プロジェクト「蹴球落書展」。サッカーをこよなく愛する12名のアーティストが、サッカーボールや壁にペインティング。
作品が、それぞれのアーティストごとに壁に描かれ、そこに、オリジナルペイントされたサッカーボールが空中に。どうも、磁力とボールの重力で夢のようなディスプレイが実現されているようだ。回っているので、360度全てのデザインが立ち止まったまま見れちゃう。
参加しているのは、ケミカル・ブラザーズのジャケットデザインでもお馴染みの、ケイト・ギブや、ニューヨークのコスタス、ストリートブランド・サタンアルバイトで、デザインワークを手掛けているウィル・バラスにミスター・ジャーゴなどと豪華メンバー。その中でもお気に入りのボールは、ステフ・プラッツとVAR(ヴァール)だった。もちろん、サッカーボールとして使うにはもったいないけど、こんなサッカーボールでプレイしたいかも。
参加アーティスト:ベン・デューリー、デイビット・フォルドヴァリ、エスポ、小澄源太、コスタス・セレメティス、ケイト・ギブ、ミスター・ジャーゴ、リーズ、レジー・ペドロ、ステフ・プラッツ、ヴァール、ウィル・バラス。
PAINTURA PITCH PROJECT 蹴球落書展
12 Scrawled Soccer-Balls Exhibiiton in Cooperation with PUMA
会期:2002年12月14日(土)〜2003年1月6日(月)
会場:パルコミュージアム
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ・パート3 7階
主催:パルコ 協力:PUMA 企画制作:STOIQUE
https://www.parco-city.co.jp
Text: Satoshi Ota
Photos: Satoshi Ota