「音のアーキテクチャ」展

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本展展示イメージ(独自のプログラムにより意図的に生じさせたグリッチ表現を用いた映像作品)© UCNV

本展展示イメージ(独自のプログラムにより意図的に生じさせたグリッチ表現を用いた映像作品)© UCNV

三宅一生、佐藤卓、深澤直人をディレクターに迎え、デザインへの理解と関心を育てる場として、展覧会などを行う東京ミッドタウン内施設の「21_21 DESIGN SIGHT」で、企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」が6月29日から開催される。

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私たちが普段なにげなく親しんでいる音楽は、音色や音域、音量、リズムといった様々な要素によって緻密にデザインされた構造物(アーキテクチャ)であると言える。しかし、日常の中でその成り立ちや構造について特別に意識する機会は少ない。

本展では、ミュージシャンの小山田圭吾(コーネリアス)が音楽の構造に着目して書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』を、気鋭の作家たちがそれぞれの視点から解釈し、映像作品を制作。参加作家は、稲垣哲朗、梅田宏明、大西景太、折笠 良、辻川幸一郎 × バスキュール × 北千住デザイン、勅使河原一雅、水尻自子、UCNV、ユーフラテス。

展覧会ディレクターには、独自の表現により、ウェブ、インターフェース、映像の分野で高く評価されている中村勇吾片山正通(ワンダーウォール)が会場構成を担当したダイナミックな空間に、ひとつの楽曲と複数の映像作品を繰り返し再生することで、「音楽建築空間」の構築を試みる。

「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」
会期:2018年6月29日(金)〜10月14日(日)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
住所:東京都港区赤坂9-7-6
入場料:一般1,100円、大学生800円
TEL:03-3475-2121
http://www.2121designsight.jp

Text: Editor

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ステファン・マークス
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