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デイヴィッド・シュリグリー

PEOPLEText: Victor Moreno

イギリスのアーティスト、デイヴィッド・シュリグリー(1968年生まれ)は、まるでスケッチブックに殴り書きしたようなドローイング作品が有名なアーティスト。彼の表現は、社会に対する辛辣な批判とユーモアの狭間にある。地元だけでなく国際的にも賞賛されている彼の複雑なトピックについての素朴な表現方法には何かがあるのだ。世界中で行われる作品展の慌ただしいしいスケジュールとは対照的に、リラックスした日課をこなすため約3年前に、彼はイギリスのブライトンに移り住んだ。彼は、ドローイングだけではなく、彫刻、執筆、写真、映像、絵画など様々な種類の媒体を扱い、現在、スウェーデンのスピリットミュージアムで個展「ジャイアント・インフレータブル・スワン・シングス」展(空気で膨らませる巨大スワン)を開催中だ。音楽界との繋がりも密接で、デヴィッド・バーン、リー・ラナルド、マルコム・ミドルトン、ボニー・プリンス・ビリー、ブラーなどのアーティストを含む多くのミュージシャンとコラボレーションしている。今回、彼のキャリアや、作品について詳しくお話を伺うことができた。


© Victor Moreno

とてもユニークなドローイングを描かれていますね?

1990年代、すぐに可笑しな絵を描く男として知られるようになり、それを作り続けてきました。私には、当時自身のスタジオがなかったので、作品作りは簡素で、そのおかげで面白い絵が描けたのだと思っています。


Keys. Steel. 2007

ドローイング以外にも、別の媒体を使った表現もしていますね?

描いた絵だけで展覧会のスペースを埋めるのは簡単ではないとはいえ、最初はそこまで大きいスペースを埋める必要はあまりありませんでした。しかし時が経つにつれ、より大きなスペースに招待されるようになったので、より大きな作品を作らなければなりませんでした。


The Artist. Robot, Pens, paper. 2014

ロボットの作品について教えてください。

比喩的なアーティストとして、実世界のものを絵や言葉で表現している私には、抽象的な作品を作ることが許されないような気がするのですが、これはあえて自らにそれを課した作品です。抽象画と言えるこの作品は、2007年にスウェーデン南部で展示したものです。白壁の小さな部屋に、頭だけの黒髪のロボットの鼻に二本のペンを付け、私の代わりにそこで作品を仕上げてもらいました。人をモデルにした作品を作るのが好きなのです。


Life Model. Polyester & Mixed Media. 2012

また全身大のバケツにおしっこしている人の作品のアイディアはどのように生まれたのですか?

始めは小さな粘土の人物から始まりました。一緒に作業していた人たちが、「ここにバケツ置いてみようか?」と尋ね、私も「そうだね」といった調子で制作しました。

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