メゾン・エ・オブジェ・パリ 2018

HAPPENINGText: Wakana Kawahito

インテリアの「パリコレ」とも言われ、世界のインテリア&デザインの動向を示すデザインの見本市「メゾン・エ・オブジェ」が、2018年1月19日から23日にかけてパリで開催。会場は訪れた約9万人の関係者の熱気で溢れていた。

9ホールからなる会場はテーマごとに分かれており、インテリア小物、家具、装飾品、テーブルウエア、建材、ファッション、アクセサリー、フレグランス、キッズ用品、雑貨やギフトなど、デザインや家に関する多彩なアイテムが並ぶ。出展者も、大手有名企業から、小さなデザイナーまでと様々で、63カ国から約3000の出展者が参加した。最新のプロダクトやプロトタイプなどに触れることができ、また業界のこれからの傾向も見られるとあって関係者の表情は真剣だ。

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What’s New © Anne-Emmanuelle Thion

また、去年9月より、全体的な会場構成を一新。面積の約3分の1を占め、1000社ほどの出展者がいるホール6を「スマート・ギフト」「ホーム&ファッション・アクセサリー」「クック&シェア」の3つに分けた。

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Cecilie Manz – Designer Of The Year © Anne-Emmanuelle Thion

今年の「デザイナー・オブ・イヤー」には、コペンハーゲンを拠点に活動するデンマーク人デザイナー、セシリエ・マンツが選ばれた。丸いフォルムのB&O社のスピーカー「A1」やムート社の「ワークショップ・チェア」など北欧デザインの魅力を表現し、素材を活かしたミニマルさが評価された。

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Createur Annee © Anne-Emmanuelle Thion

そのシンプルな形、落ち着いたカラートーンに素材を活かしたデザインは、どこか日本のデザインに通じるものがある。それというのも、セシリエは幼い頃、陶芸家の両親と共に日本の有田に住んでいた時期があるのだ。もしかしたら、その時の経験が影響しているのかもしれない。

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