東京デザインウィーク 2016

HAPPENINGText: Kengo Michizoe

1986年の初開催から今年で31回目を迎えるインターナショナル・クリエイティブ・フェスティバル「TOKYO DESIGN WEEK」が、10月26日から11月6日(11月7日は開催中止)まで明治神宮外苑絵画館前を会場に開催された。

TOKYO DESIGN WEEK は、デザイン・アート・ミュージック・ファッションなど幅広いクリエイティブジャンルをゆるやかに横断、融合させたクリエイティブの祭典である。国内外から企業、団体、大使館、メディア、学校、クリエイター、ミュージシャンが参加し、10万人を超える高感度な来場者に向けて、プロモーションやプレゼンテーション、テストマーケティング、ビジネスマッチングなどを展開している。

今年は、様々なジャンルのクリエイターが写楽からインスピレーションを受けた作品を展示する「写楽インスパイア展」をはじめ、国内外のプロクリエイターによる「プロ展」、クリエイティブ企業が新たな表現に挑戦する「インタラクティブ展」など、30を超える豊富なクリエイティブ・コンテンツを楽しめる内容となっており、週末と祝日は朝から夜まで音楽イベントが行われた。

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鬼頭健吾によるインスタレーション

最初に会場のメインエリアであるメインテントに入ると、カラフルな曲線の造形が目に入る。2008年に五島記念文化賞を受賞した現代アーティストの鬼頭健吾とのコラボレーションでメインテントやステージなどが装飾されていた。フラフープやシャンプー・ボトル、スカーフ、LEDなど日常にありふれた素材を使い、それの持つカラフルさや、鏡やラメによる反射、モーターによる動きなど、回転や循環を取り入れた大規模なインスタレーション、立体や絵画など多様な表現を用いた作品を発表し続けている。

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「東洲齋寫樂画」古平正義

2012年から始まった特別企画「インスパイア展」。これまでの伊藤若冲、北斎漫画に続いて、今年は江戸でもっともミステリアスな絵師「写楽」を題材に「写楽インスパイア展」を開催。トップクリエイターの作品から公募の作品まで、様々なジャンルのクリエイターが写楽にインスピレーションを受けた作品が展示されていた。

「写楽インスパイア展」は来年のミラノサローネにも巡回が決定している。

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力石咲「ニット・インベーション」

イマジネーション溢れるロボットや、最新技術を搭載した拡張デバイスを展示する「スーパーロボット展」では、過去にSHIFTでも紹介した、力石咲の「ニット・インベーション」がアーカイブ展示されていた。力石咲は編み物をコミュニケーションメディアとして操るハイパーニットクリエイター。世界をゆるやかに繋いでいくことをテーマに街や空間を編み包むプロジェクトを多数実施している。

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