セレブリティ・デザイナーのスティービー・ボーイ。レディー・ガガやファーギーなどファッション・アイコンたちの愛用する奇抜なアイウェアのデザインは彼の手によるものだ。2009年にブランドをスタートさせて以来、ラインストーンやスタッズを使ったポップでファンキーなデザインは時代の最先端を行くアーティストたちの注目を集め、瞬く間に時代の寵児となった。そんなスティービーに、彼のデザインにかける思いや最新コレクションについて、さらに日本での今後の活動展開について話を聞いた。

Photo: Michael Antonio

まずはじめに自己紹介をお願いします。

ハロー！セレブデザイナー界の大物、スティービー・ボーイです。（笑）

SB ibotz

アイウェアの製作をはじめた経緯を教えてください。

2009年に会社を立ち上げたとき、アクセサリーを専門に取り扱うことに決めていました。材料費が安くすむし、扱いやすいという理由からです。ミシンの扱いにも慣れているわけではなかったので、ファッション業界に入り込むきっかけとしてアクセサリーの分野を選びました。以来、またたく間に15,000を超えるアクセサリーを売り上げました。

Coexist

最新コレクションについて教えてください。

「コエグジスト」を銘打ったラグジュアリー・コレクションです。宗教と文化をフィーチャーしています。子どもの頃過ごしたロンドン、パリ、ドイツ、ミラノでの体験に基づいています。そのときに体験したいろいろな文化をこのコレクションに反映させました。

Lady Gaga

レディー・ガガなどトップミュージシャンに起用されるようになった経緯は？そのことにより制作になにか影響はありましたか？

初めて一緒に仕事をしたセレブはエヴァ・マーシル・ピッグフォードです。メールで彼女のためのデザイン依頼を受けました。そのときに活動を拡大していくことに目覚めたのです。それ以来、多くのセレブを顧客にもつようになりました。1日あたり100件を超えるセールスをあげているので、メンテナンスと事前のプランニングの量は半端ではありません。確実に全部やり遂げますが。