サタデー・イン・デザイン・シンガポール

HAPPENINGText: Fann ZJ

シンガポールのデザイン団体は、サタデー・イン・デザイン・シンガポールの開催を大いに楽しみ、国内外のデザイナーやブランドも同様にこの祭典を楽しみながら、関係者と交流し、知識を得られる場となった。サタデー・イン・デザインはもともとシドニーで毎年開催される見本市だったが、今年はサンゴと一緒にシンガポールへやって来た。

Saturday in Design Singapore

参加ブランドは目印にサンゴ色のドットを付けているので簡単に分かるようになっていて、参加者は専用バス(ドット模様が付いた)に乗って島中を見て回ることができ、デザインというものを身近に感じられる。ショールームは出入り自由となっているだけでなく、共同制作やインスタレーションは企画展示「ザ・プロジェクト」の会場の至るところに配置された。「つながる」というテーマのもと、国内外のデザイナーたちはブランドや学生と組んで、様々な物体でコラージュを作ったり、来た人を楽しませるような設備を整えたりした。

002_foundary.jpg

パービス・ストリートの展示ではザ・プロジェクトの一環として、ファウンドリーファンク・スタジオと新たな共同制作を開始し、2011年のコレクションのひとつであるロッパ(封筒)と名付けられたペーパーランプに新たな解釈を加えている。

003_Park_Mall.jpg

パーク・モールを過ぎると、いくつもの展示が公開されている中心地に着く。ここではウッドヘッドエクストラハーマン・ミラーコントラック・イメージ、インターフェース・フローと協力して制作したインスタレーションを見ることができる。それは来場者がイームズのプライウッドチェアに座っているところをポラロイドカメラで撮影し、細かに張り巡らされた織り糸の壁にその写真を飾るという作品だ。

004_xtra.jpg

005_xtra.jpg

ドリームをこえて行くと、ドリーム・インテリアズエリックス・デザインが、まさに色の水しぶきが飛んでいるような展示を見せている。真っ白の家具や装飾と対比するように、色とりどりの折り鶴を宙に吊るしている作品だ。

006_dream.jpg

ロバートソンキーでの展示は、ウェアハウスの中で家庭とオフィスが混在していたり、一般家具がザ・プロジェクトのインスタレーションと一体化している。幸せそうな笑顔をたくさん集めていたのは、マイルズ・アンド・セオドアが地元の建設会社であるK2LDと一緒に作った「家族の肖像」と題された作品だ。大きな額縁のあるソファはシャッターチャンスを捉えるのには理想的な場所となる。ブランド間が協業することでお祭り的な雰囲気もうまれて、友人どうしがお酒を飲みながら展示されている最新のデザインについて議論するような空間となった。

家庭用からオフィス用、カーペットから照明器具まで、サタデー・イン・デザインは住宅の所有者や建築家、グラフィックデザイナー、バイヤー、そして良いデザインを見つけたいと毎週土曜日に願っているような普通の人にとっても、身近に感じられるイベントとなった。

Saturday in Design Singapore
会期:2011年5月21日
会場:シンポール市内各所
http://saturdayindesignsingapore.com

Text: Fann ZJ
Translation: Yuki Nakagawa

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE