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サタデー・イン・デザイン・シンガポール 2011

HAPPENINGText: Fann ZJ

シンガポールのデザイン団体は、「サタデー・イン・デザイン・シンガポール」の開催を大いに楽しみ、国内外のデザイナーやブランドも同様にこの祭典を楽しみながら、関係者と交流し、知識を得られる場となった。サタデー・イン・デザインはもともとシドニーで毎年開催される見本市だったが、今年はサンゴと一緒にシンガポールへやって来た。

004_xtra.jpgSaturday in Design Singapore

参加ブランドは目印にサンゴ色のドットを付けているので簡単に分かるようになっていて、参加者は専用バス(ドット模様が付いた)に乗って島中を見て回ることができ、デザインというものを身近に感じられる。ショールームは出入り自由となっているだけでなく、共同制作やインスタレーションは企画展示「ザ・プロジェクト」の会場の至るところに配置された。「つながる」というテーマのもと、国内外のデザイナーたちはブランドや学生と組んで、様々な物体でコラージュを作ったり、来た人を楽しませるような設備を整えたりした。

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パービス・ストリートの展示ではザ・プロジェクトの一環として、ファウンドリーファンク・スタジオと新たな共同制作を開始し、2011年のコレクションのひとつであるロッパ(封筒)と名付けられたペーパーランプに新たな解釈を加えている。

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パーク・モールを過ぎると、いくつもの展示が公開されている中心地に着く。ここではウッドヘッドエクストラハーマン・ミラーコントラック・イメージ、インターフェース・フローと協力して制作したインスタレーションを見ることができる。それは来場者がイームズのプライウッドチェアに座っているところをポラロイドカメラで撮影し、細かに張り巡らされた織り糸の壁にその写真を飾るという作品だ。

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