ジョニー・ネオン

PEOPLEText: Bertina Appel

Johnny Neon

それは4、5年前の事。古ぼけたノートパソコンと中古の周辺機器を使っての作業中にジョニー・コツェがジョニー・ネオンというバンドを結成した。音源制作に古い機材を使っていることもあるが、彼らの作品を聴けば、80年代のポップとエレクトロの影響を受けたのがすぐにわかる。

それからというもの、シンセサイザーを使用することは、ジョニー・ネオンという名前とほぼ同義語になった。最初、コツェは南アフリカで有名なアーティスト、ジャックス・パニックと活動を始めたのだが、その後二人の道は分かれ、現在二人は別々に活躍中。ジョニー・ネオンは現在、ジョニー・コツェ、DJベン・ラウシュ(PVでキーター(keytar)を弾きまくっている彼)、ニック・ネスビット (サンプリングを担当)の3人で活動をしている。

全ての曲と歌詞はコツェによって書かれており、タイトルは最後に決めるのだという。
『個人的には曲とはあまり関係ないシンプルなタイトルが好きなんだけど、その時のムードや曲の背景も大事だよね。』と語るコツェ。ということは、「バックシート・ラヴァーズ」と題されたトラックも、あまり深く考えないほうがいいということ?

ステレンボッシュ大学を卒業し、応用グラフィックスの学士号を取得したコツェ。ケープ・タウン出身の彼だが、現在は南アフリカの最大の都市、ヨハネスブルグに住居を構え「モーテル」という自身のデザインスタジオでイラストレーターとしても活動している。

南アフリカのオーディエンスの心を捕らえたジョニー・ネオンの魅力はキャッチーでアップビートなサウンドだろう。80年代の空気と現代的なエレクトロポップ、そしてインディーズの要素を混ぜ合わせたのが彼らの音楽といえるだろうか。インスピレーションはどこから来るのだろう。『ポップカルチャーにすごく影響を受けてると思う。他には僕が普段聴く音楽や、観る映画、よく行く場所、人々との会話からかな。時にはすごくダークで僕自身の中から何かが生まれることもある。個人的な経験を、奇妙な視点からとらえて少しひねってみるんだ。そしてそれを他人からの目線で表現したりね。こういう風な音楽の作り方は、ガールフレンドとのいざこざを書くよりもよっぽど面白いと僕は感じるね。』

彼らは現在フルアルバムを制作中で、『今までで最高のトラックを集めたんだ』と自信を持って語ってくれた。

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彼らのトラック、「ハート・アタック」(PVはマシュー・マクファーレンによる監督)は、「ホット・リップス」というCDに収録されている。

さあ、肩パッドを入れて、スパンデックス(80年代に流行した素材)とシフォンを纏い、街に繰り出そう。そして、色鮮やかなネオンの光の中で一晩中踊り続けよう。そしてすぐに彼らのMySpaceFacebookをチェックしてみてほしい。サンプルを聴き、気に入れば無料でダウンロードできるのだから!

Text: Bertina Appel
Translation: Junko Isogawa
Photos: courtesy of Ross Garrett

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