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ミュージック & スカルプチャー

HAPPENINGText: Shinichi Ishikawa

丸太も生き物であり、それ削っていって、女性像を作り上げるのは、とてもセクシーな行為に感じられた。まわりの緑に囲まれた環境もあわさって、とても不思議な気分になる。高揚感とか興奮ではなく、アンビエント・ミュージックがぴったし自分のツボにはまったような、ゆったりとした気分になった。

制作から、3時間以上経過しただろうか。作品が完成した。しばらくのおつかれさま、という感じのインターバルがあり、そして作品が店内のステージセットに運びこまれる。そして、シュレン・ザ・ファイアのライブがスタートした。

サウンドは、しっかりと地に足がついており、ジャズっぽい雰囲気もある。ジャズの即興性と、ヒップホップのサンプリングは相性の良さがあると思うし、MCというのは、現代の「詩人」ということか考えると、「ヒップホップ」というのを「スタイル」ではなく、音楽の持つ「スピリット」という部分で体現しているアーティストだと思う。僕にはジャンルを考えずひとつの「音楽」として純粋に楽しい時間が過ごせた。僕は日本のヒップホップにどこか違和感を感じていたのだけど、シュレン・ザ・ファイアには、雑多の要素そ全て取り込んで自分達のオリジナル・スタイルとして表現できていると感じた。

札幌の短い秋。秋を告げる「秋分の日」に体験した、「音楽」と「彫刻」。自然に囲まれて場所で、ナチュラルな気分に浸れるイベントだった。

「MUSIC & SCULPTURE – 音楽と彫刻」
日時:2006年9月23日(土)17:00〜
会場:呑喰龍
住所:札幌市北区北八条西5丁目7 北大南門
http://www.donk.co.jp

Text: Shinichi Ishikawa
Photos: Shinichi Ishikawa

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