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「衝突」 展

HAPPENINGText: Yoshito Maeoka

他にも日本で馴染みの深い作家を挙げておくと、同じく横浜トリエンナーレ2005に出品していたジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーが火事現場を目の当たりにする映像作品を展示していた。


Janet Cardiff & George Bures Miller, House Burning, 2001

またヨーン・ボックもかつての映像作品を出品。例によって彼の生み出す不思議な機械を駆使する人々を収めたフィルムだった。他にも原美術館で個展を行ったオラファー・エリアソン等が挙げられる。


Clemens Krauss, Aufgang, 2006

ベルリンのアートシーンという切り口からこの展覧会をみると、昨今ミッテ地区のギャラリーやハンブルガー・バーンホフ・ミュージアム等、目にした事のある作品も幾つか存在した。例えば、クレメンス・クラウスやダニエル・フルムがそうだった。

またこの展覧会には、冒頭にも書いたとおり国際都市/多文化都市としてのベルリンという側面もあった。ヨーロッパのみならず、中近東からモナ・ハトゥム、アジア方面に目を向けると、日本からは小金沢健人、島袋道浩が、中国からはワン・フー、クィン・ユーフェン、タイからはリクリット・ティラバーニャ等が作品を寄せていた。それはまさに、ベルリンが戦前ヨーロッパの中心都市のとして栄えた事以上の国際都市として新たに花開く、その様なニュアンスを含んでいるかのようだった。

以上のように、小規模ながらも内容も濃く、バラエティに富んだ充実した展覧会だったように思う。

ANSTOSS BERLIN – Kunst macht Welt
会期:2006年6月22日〜9月17日
会場:Haus am Waldsee
住所:30 Argentinische Allee, 14163 Berlin
http://www.hausamwaldsee.de

Text: Yoshito Maeoka
Photos: Yoshito Maeoka

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