ノーム・エドンナ

PEOPLE


土曜日の夜、ダブルパンチ(おもちゃ、商品、アートを販売するサンフランシスコでも面白い場所の一つ)でノーム・エドンナによる「アーバン・シュールレアリズム」展のレセプションが行われた。外はどしゃぶりの雨で、道路も歩道もびしょびしょに濡れていた。アパートを出ようとした人はだれでも溶けてしまいそうなぐらいだったが、ショップのギャラリースペースは、暖かく、明かりがノームの作品を照らしていた。

彼のアーティストとしての経験は、サンフランシスコでグラフィティアーティストとしての年月とヨーロッパを15ヵ月間旅行し、勉強したことに基づいている。このようなバックグラウンドを持つ彼の影響力は、彼が選んだ手段と同じくらい多様だ。たいていの場合、森の構成で、雑誌を切り抜き、ペイントを施す彼は、シュルレアリストやダダ風な形、骨組みのようなさや、かすんだ場所に落ちていくようなものを描く。人々はそこに、彼のビジョンと作品のコアな部分を見ることができる。

この夜は、彼が展覧会のために作ったペインティングのシリーズが展示され、たった200ドルで売られていた。まったくそれにはかなわない!サイズは2種類(約12×14、8×10)あり、共通の色彩で、生命体のような、類似の機械が描かれていた。私にとって、それらの作品は80年代半ばの漫画 「スノークス」の家のような、海のそばに建てられた家々に見えた。

私が好きな彼の表現は、ただわずかな認知をほのめかす繊細な形だ。それは雲の中にあるものを見ようとすることに似ている。最初、特定の形が目に入るが、突然、舌でなめているキャンディースティックのような太いものや、工作粘土でつくられたようなローラースケートをしているもの(もしくは、サイケデリックな何か)に見えてくるかもしれない。この行為が完全に主観的であるとは言え、それは彼の作品の遊び心であり、魅力的な要素である。

Double Punch presents NoMe: Urban Surrealism
A show of small paint-drawings in a ‘graphic-biomorphic’ fashion
会期:2005年3月19日〜4月23日
会場:Double Punch
住所:1821 Powell Street, San Francisco, CA 94133
TEL:415.399.9785
http://www.NoMeEdonna.com

Text: Mark Buswell from SisuHome
Translation: Ayako Yamamoto

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