ブエノスアイレス・アート・スカラーシップ

HAPPENING


今日、アートの境界がなくなっているということはよく知られている。それはどういうことを意味するのだろうと、皆、自問自答したことがあるだろう。私はというと、確信はないが、もしアートを定義しなければならないとしたら、きっと深刻な問題に入り込んでしまうだろう。純粋主義者でないにしろ、今日のアートは何か間違っていると思う。もしくは、そこにルネッサンス時代を信じ、ボッティェリ(ルネッサンスを代表するイタリアの画家)を求める私に問題があるのかもしれない。そう、そうだ。私は目覚めなければならない。
さて、毎日私を喜ばせ、また私を破壊する街、ブエノスアイレスの今日のアートを紹介しよう。

「リカルド・ロハス文化センター、ビジュアルアートのためのサブプログラム」という興味深い、新しいプロジェクトがある。1月1日から14日までエントリーが行われ、世界中のビジュアルアーティストから4580もの作品が集まった。その中から11の個人とグループが選ばれた。分野はペインティング、デジタルアート、彫刻、インスタレーション、ファッション、ビデオ、ツーリズムだ。

アーティストたちは、およそ7週間に渡り、アーティストのジュディス・ヴィジャマジョールのディレクション、フリーのキュレーターであるソニア・ベケのコーディネートのもと、ハーツ大学で自身のビジュアル作品を仕上げた。

ジュディス・ヴィジャマジョールは、 2005年に従来のアートスクールの代用として、アーティストのスカラーシップのためのサブプログラムを作った。それは熱心でダイナミックな制度で、アーティストたちは、彼ら自身の経験やそれについてのグループのコメントに基づいて、作品を紹介、主張、議論する機会がある。

参加アーティストは、アドリアナ・ミノリッティ、ファン・マヌエル・リピーニャ、ルイス・テラン、ダニエル・トラマ、レオナルド・ソラース、クリスチャン・アングリーマン、アレハンドロ・ファンジ、オーガスティン.ファート、フェルナンド・マルトゥッチ、ロドリゴ・ヴァスケス・アビラ、マリア・サンタ・チェチリア、グルーポ・マンテニミエント・デ・アトラクション、ヴェ−ロ・カスタニーノ アンド クラウディオ・バジャルスキ。

つまり最後に言いたいのは、足をのばし、ショーを楽しんでください、ということだ。今日の若いアーティストの作品を見て、気長に待とう。いつでも何か、今以上のものが見つかるだろう。

Text: Gisella Natalia Lifchitz
Photos: Courtesy of Leonardo Solaas
Translation: Ayako Yamamoto

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