BUMSTEIN & GARBSTEIN

PEOPLE


Bumstein & Garbstein としても知られる「G-Lab」は、2002年の秋にビルニウス・コンテンポラリー・アートセンターで開催された「パラレルプログレッション3」という展覧会の会期中に結成された、Arturas Bumsteinas と Laura Garbstiene の2人による領域横断的なアートグループである。

彼らは視覚メディアと聴覚メディアの活動領域を横断する試みを続けていて、表現となる具体的なもの(ライブパフォーマンスやビデオフィルムやクリップやVJのような多様なメディアによるインスタレーションなど)が何かということや、あるいは活動をやる場所(ギャラリーや屋外フェスティバルやクラブなど)がどこかということは、それほど問題にしていない。

リトアニアの数々の重要なイベントで出展された作品は、ドイツやオーストリア、ベルギー、エストニア、ラトビア、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、そしてイギリスでも見ることができる。

彼らのいくつかの作品(ビデオや音)においては、自主制作を行うが、2人とも一般的なアイディアや創造的な構想を現実化することが好きなのだ。

リトアニアでビデオアートというと、未だに“新鮮で新しい”形式とみなされるが、それは急速にメインストリームではないアート/ミュージックセンター、イベント、クラブ、ギャラリー、そしてもちろんそれらを取り囲む人々にも広がりつつあるのも事実だ。その勢いは、ミニマリズムやパフォーマンス、インスタレーション、写真、フィルムなどに見られる既存のすべてのモダンアートの観念や規律を凌ぐほどになってきている。

Bumstein & Garbsteinは、ビデオアートの持つパワーと柔軟性を楽しんでいる。彼らのビデオポートフォリオは、雑多なビデオのループや、インスタレーション、クリップ、そしてスクリーニングで満たされている。彼らは、他のクリエーター達と自分達のビデオアートのアイデアを融合させ、シェアすることが面白いのだ。

Arturas Bumsteinas は、 音楽に対して多大な情熱を抱いていて、最近になってそれを創造する可能性がではじめてきた。彼は自分の音楽を典型的なスタイルに落とし込むことがきらいで(一般的な)音楽があまりにも多くの使えない約束ごとを持っていると思っている。Arturasは音楽のスタイルという表層的な部分より、むしろ本質的な部分を創造することに興味を持っている。

リトアニアでもっとも著名な実験的な音楽の創造者の一人になり、Arturas Bumsteinas は、 世界にはより多くのファンがいるということに気付いた。そんなに前の話ではないが、彼はウクライナの Nextsound というレーベルから「Retorta」というビジュアルアートの作品集を出版し、そして今、Arturas Bumsteinas は、 アメリカの Zeromoon というレーベルから「Placido」というビジュアルアルバムを出すことをとても誇りに思っている。そのアルバムは、 Arturas Bumsteinas の音の中ではもっとも冷たい印象の選曲で、それが彼にとっては有名になる道を開くだろう。

Bumstein & Garbstein は、将来の計画で常に忙しい。今、彼らは2つの展覧会のオファーを受けていて、フィルム編集作業に追われている。この春には、「E-Muzika」というエレクトロミュージックのフェスティバルに参加することになっていて、さらにリトアニアのビルニウスの「Ibid.projects Gallery」で個展を行う予定だ。

Text: Emanuelis Ryklys from RUT RUT
Translation: Ayako Yamamoto

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE