バムシュタイン&グラブシュタイン

PEOPLEText: Emanuelis Ryklys

彼らは、ビデオアートの持つパワーと柔軟性を楽しんでいる。彼らのビデオポートフォリオは、雑多なビデオのループや、インスタレーション、クリップ、そしてスクリーニングで満たされている。彼らは、他のクリエーター達と自分達のビデオアートのアイディアを融合させ、シェアすることが面白いのだ。


Bumstein & Garbstein

アルトゥーラスは、 音楽に対して多大な情熱を抱いていて、最近になってそれを創造する可能性がではじめてきた。彼は自分の音楽を典型的なスタイルに落とし込むことがきらいで(一般的な)音楽があまりにも多くの使えない約束ごとを持っていると思っている。アルトゥーラスは音楽のスタイルという表層的な部分より、むしろ本質的な部分を創造することに興味を持っている。


Bumstein & Garbstein

リトアニアでもっとも著名な実験的な音楽の創造者の一人になり、アルトゥーラスは、 世界にはより多くのファンがいるということに気付いた。そんなに前の話ではないが、彼はウクライナの「ネクストサウンド」というレーベルから「Retorta」というビジュアルアートの作品集を出版し、そして今、アルトゥーラスは、 アメリカの「ゼロムーン」というレーベルからビジュアルアルバムを出すことをとても誇りに思っている。そのアルバムは、アルトゥーラスの音の中ではもっとも冷たい印象の選曲で、それが彼にとっては有名になる道を開くだろう。

彼らは、将来の計画で常に忙しい。今、彼らは2つの展覧会のオファーを受けていて、フィルム編集作業に追われている。この春には、「Eミュジカ」というエレクトロミュージックのフェスティバルに参加することになっていて、さらにリトアニアのビルニウスで個展を行う予定だ。

Text: Emanuelis Ryklys
Translation: Ayako Yamamoto
Photos: Courtesy of Bumstein & Garbstein

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
葛西由香
MoMA STORE