ジョフロワ・ド・ボワムニュ展「カンバセーション」

HAPPENING2005.1.3Text: Linlee Allen

パリでは雪が今にも降ってきそうだけど、そんな寒さにはお構いなく、コレット１階のギャラリースペースは熱い。2005年のスタートを切ったのは、フランス人アーティスト、ジョフロワ・ド・ボワムニュがアリゾナの砂漠で撮影した作品のコレクション「カンバセーション」の展覧会が行われる。

主にファッション誌や広告キャンペーンのコラボレーションワークで知られているジャフロワ・ド・ボワムニュの作品は、本展での作品に顕著に見られる要素をずっと発展させ続けてきた。1月10日から29日の間、そこかしこにある峡谷を抜け（150 x 30m くらいあるものもある）、果てしなく響き渡る視覚的なこだまを切り取った彼の作品は、訪れる人達をアリゾナの砂漠の旅へと案内してくれた。

2003年12月にアリゾナで撮影されたという、これらの砂漠風景の柔らかい色合いを表現した素晴らしい作品は、見る者に穏やかな静寂と孤独を体験させてくれた。

Geoffroy de Boismenu “La Conversation”
会期：2005年1月10日（月）〜29日（土）
営業時間：11:00〜19:00（日曜日定休）
会場：Colette
住所：213 rue st-honore, 75001 Paris
http://www.colette.fr

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