AUDIOVISUALJAPAN DVD

THINGS

「時間軸を持ったグラフィック表現、映像を伴ったサウンド表現」

コーネリアス×辻川幸一郎の「DROP – Do It Again」、宇川直宏が制作したテイ・トウワの「Audio Sex」をはじめ、黒川良一、高木正勝、沢瀉(おもだか)、明鏡止水など、日本のエレクトロニック・サウンドシーンで注目を集める作家の、実験的で刺激的な映像作品をセレクト。彼らのインタビューと映像作品を通して日本の映像シーンの現在を体験できるDVDがリリースされる。


コーネリアス(小山田圭吾)
1969年生まれ。93年『太陽は僕の敵』でデビュー。その後、米マタドールレコードと契約。3rdアルバム『FANTASMA』はアメリカとヨーロッパでリリース。この時期より積極的に行われた海外ツアーは、SOUNDとVISUALを完全に同期させたもので、その新しい表現は内外より高い評価を得る。その間も、国内外からREMIXの依頼が相次ぎ、BLUR、MANIC STREET PREACHERS、HIGH LLAMAS、hide、テイ・トウワ、BECK等、その手掛けたアーティストは幅広い。4thアルバム『POINT』で行ったポップと音響的アプローチの融合は高い次元の完成度を示す。そのプロダクション映像をまとめたDVD『POINT OFVIEW POINT』はシンプルな発想が冴える重要作品として、オーディオとビジュアルの新たな表現の可能性を示した。

辻川幸一郎
1972年生まれ。93年よりレコードジャケットなどをはじめとするデザイナーとして活動。ライブのステージ映像をきっかけに97年より映像ディレクターとして活躍。代表作品は、コーネリアス、藤井フミヤ、UAなどのプロモーションビデオ、PARCOの2002年度CMなど。世界15カ国以上をツアーするグローバルなデジタルフィルムフェス“RESFEST”では、自身で監督したコーネリアスのPV“DROP – Do It Again”が02年ミュージックビデオ部門オーディエンスチョイスアワードを受賞。TRAKTORやミシェル・ゴンドリーを抑えての日本人アーティストの受賞として話題に。
収録作品“DROP – Do It Again”。

明鏡止水(松田創)
グラフィックデザイン、プログラミング環境を含めたテクノロジーの源流、独自の視点による映像、そして音楽をベースにし、リアルな、そして真の意味での“ストリート”をインスピレーションの源とする。“明鏡止水”は松田創を中心とする、その思想を一にするアーティスト等の集合体。コマーシャリズムとは一線を画し、表現すべきビジュアル、伝えるべき作品を独自の世界観で作り続けている。
収録作品はディジリデュー・アーティストGOROとのコラボレーション“Komainu”。

黒川良一
1978年生まれ。大阪府出身。映像/音響アーティスト。99年頃より映像制作に取り組み始める。2000年の渡仏をきっかけに本格的な活動を開始。以後ビデオインスタレーションやビデオワークを個展またグループ展で発表し、国内外のアートフェスティバル、映画祭などに出品。同時に、ギャラリー/アートスペース/クラブなどでのライブパフォーマンスを行う。近年の出展としてはInternational Short Film Festival Amsterdam 2003 [NL]、LOVEBYTESInternational Festival of Digital Art 2003 [UK]、VIDEOEX internationalexperimentalfilm & video festival 2003 [SWITZERLAND] など。02年12月には青木孝允『indigo rose』のアートワークを担当。03年5月、初のソロ作品をCD及びDVDの同時リリースという形で発表する。また03年6月にはsketch showのヴィジュアルメンバーとしてバルセロナで行われたSONAR2003、ロンドンで行われたサイバーソニカ’03(cybersonica’03)に参加。
収録作品“A Few Walks”。

宇川直宏
1968年香川県生まれ。デザイナー、DJ、VJ、文筆家、あらゆるメディアをジャックして活躍中の、日本一多忙な全方位クリエイター。自称「メディアレイピスト」。オーディオ&ビジュアルを語る際に絶対に外せない最重要人物。現在、京都造形芸術大学教授。
収録作品は“Audio Sex”(テイ・トウワ)。

沢瀉(寺田創一)
1965年東京生まれ。血液型AB。最初に親しんだ楽器は電子オルガン、電気通信大学で計算機科学を専攻、在学中よりセッションミュージシャンとして活動する。89年より、作編曲家、リミキサーとして日本のレコードメーカーの作品を多数手掛けると同時に、デジタルサンプラーを駆使したリミックス作品を自己レーベル「Far EastRecording」より発表し始める。96年頃からはドラマやゲームソフトのサウンドトラックの制作などを通して映像や動画に対して数多くの作曲をするようになり、その影響で自己の作品などでも作曲と同時に映像的なアプローチを試行錯誤するようになる。沢瀉(おもだか)は、寺田によるグラフィックアーティスト、映像アーティストらとのコラボレーションプロジェクト。
収録作品“Fortunate 1 Mark”は、Power Graphixxの小松好幸、Nendoの藤本“ANI”健太郎とのコラボレーション。競艇という寺田の“妄想”をオーディオ&ビジュアルで見事に具現化している。

高木正勝
1979年生まれ、京都府在住。映像/音響アーティスト。
世界中を旅しながら撮影して制作する映像と、やはり自ら制作する音楽との双方に質の高い融合により注目を集めるアーティスト。NYのCarpark、ドイツのKaraoke Kalk、細野晴臣氏が主宰するDaisyworldなど国内外のレーベルからCD/DVDをリリースすると同時に、アニエスベーとのコラボレーションによる作品制作、東京都現代美術館でのビデオ・インスタレーションや世界各地でのライブと、音楽、クラブ、ファッション、アートシーンといった境界を軽々と超える活動を展開している。最近では、デヴィッド・シルヴィアンのヨーロッパ・ツアーに参加し、映像でのコラボレーションを行い、各地で大きな反響を呼んだ(9〜10月7カ国17都市)。毎年9月のサンフランシスコを皮切りに世界15都市以上をツアーするグローバルな映画祭「RESFEST」での作品上映、2004年3月にはロサンジェルスでの展覧会、8月にはバルセロナでのライブなど、ますます国際的な評価が高まっている。
収録作品“rehome”。 

AUDIOVISUALJAPAN DVD
発売日:2004年5月21日
仕様:DVD、リージョナルコードALL
プロデュース:GAS
ディレクション:大橋二郎(SAL magazine)
ヴィジュアル/パッケージデザイン:稲葉英樹
ムービングイメージデザイン:草野剛
サウンド、SE:浜里堅太郎
収録時間:67分
価格:4,000円(税込)
発売元:ガスアズインターフェース株式会社
販売元:ナウオンメディア株式会社
© GAS AS INTERFACE CO., LTD. 2004 All Rights Reserved.

※DVD「AUDIO VISUAL JAPAN」は、SHIFT FACTORYで、購入できます

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