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クレイグ・ユン・チャイ展

HAPPENING


最近までIdNでは、スイスのデザインに関する展覧会を行っていたのだが、その次にフィーチャ−されているのが、地元香港でも有名なクレイグ・オウ・ユン・イン・チャイ。IdNの総支配人のSKラムと共に、IdNギャラリーにとっては、第2弾の展覧会となる「4936 COME AND MIX WITH CRAIG」を開催している。

香港では、コミック・アーティストとして活動しているクレイグ。「OUTTHERE」「LOVE KILLS」「SIU MING」「3721」「ANGELS IN MY HEART」といったシリーズものをこれまでに発表している。また、香港で発売されているさまざまな出版物から、彼の作品を見つけるのも、かなり安易なこと。香港だけではなく、例えば日本の「メンズノンノ」などでも彼の作品は使用されている。

コミック作品で常に注目を集めているクレイグ。しかし、過去の中身の濃い経験こそが、彼のクリエイティビティが無限である、ということを物語っていると言ってもいいだろう。ラジオ、雑誌の編集、アート・ディレクション、ホーム・コンセプト・ストアーの運営、インテリアデザイン・コンサルタント。これらはすべて、大学卒業後に彼が経験した仕事の数々。現在も、香港の「CITY MAGAZINE」、台湾の「NEXT」や「ELLE」、そして中国の「CITY PICTORIAL」や「SHANGHAI WEEKLY」といった雑誌や新聞にコラムを寄稿するなど、精力的に活動している。

今回の展覧会「4936 COME AND MIX WITH CRAIG」は、彼にとってはマルチ・メディアのプレイグラウンドというべき存在。ここでは、言葉、イメージ、そしてクリエーションに対するクレイグ独自の思いを感じることができる。さまざまな形をした作品を通じて、彼のクリエイティブな世界を探検できるのだ。展覧会のタイトルである「4936」とは「4×9=36」のこと。「4に9を掛けると36になる」というコンセプトに基づいて、この展覧会は成り立っている。9つのパートに別れているインスタレーション。そこからは、クレイグのクリエイティブ・ライフを理解することができるのだ。

クリエイティブなだけではなく、人間臭さを感じさせるのも、この展覧会の特筆すべき点。なぜかって?それは、新作である24個のキャラクターの他にも、インスタレーションを演出を目的に、例えば目覚まし時計や歯ブラシといった、生活必需品を多く利用しているからだ。クレイグが実際に着用している20着の服で、5つのイメージを作り上げていることにも注目。IdNギャラリーがある、グレッソン通りの写真28枚も、この通りは普段どのような顔を持っているのか。それだけではなく、どれほど愛着感のある通りなのかを表現している。

実際に、来場者にも何かを作るという体験をしてもらうために、部屋も用意されている。今回の展覧会用に、クレイグはポスターをデザインし、ポストカードサイズのコミック調のパンフレット10枚がセットになったものを用意した。10枚のうち9枚のポストカードはクレイグによるものだが、最後の1枚は、来場者自身が手掛け、ストーリーを完結させる、というものだ。

人間臭くて、クリエイティブな遊び場で、クレイグと一緒に遊んじゃおう!

4936 COME AND MIX WITH CRAIG
会期:2003年2月21日〜3月14日
会場:IdN Gallery
住所:5-9 Gresson Street, Wanchai, Hong Kong

Text: CC
Photos and content: Mlee From Shellmoonsite
Translation: Sachiko Kurashina

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