アーキグラム 1961-1974

HAPPENING


建築家のピーター・クックの手によって1961年に開始された、エクスペリメンタルなイギリスの建築雑誌と「ARCHIGRAM」では、60年代特有のビジュアルスタイルが紹介されている。これは
想像力に富み、かつ遊び心もあり、環境的にも社会的にも革新的な、テクノロジーのアプリケーションに対する興味から発生したものだ。

車は、彼らの発明品の中のひとつ。車をプライベートなリラクゼーション空間として変化させたり、その他にも、ザ・スイータルーンという家は、スーツでできた家。また、ザ・ウォーキング・シティは、義足で作られた街で、ザ・リビング・ポッドと呼ばれる組み立て式の建造ユニットで作られている。

このような彼らのフルスケールのプロジェクトの認知度はほとんどないにもかかわらず、アーキグラムは多くの人々から注目を集めているプロジェクトだ。スタンリー・キューブリックのア・スペース・オデッセイ(2001年制作)、建築家マサハル・タカサキが手掛けた、鹿児島県輝北町の輝北天球館、それにパリのポンビードゥ・センターを手掛けたレンゾ・ピアノやリチャード・ロジャーズなどの作品に影響を受けたのが、このプロジェクトだ。これは、今日のデザイナーや建築家にとっては、インスピレーションの宝庫ともいえる存在感があるプロジェクトである。

「アーキグラム:エクスペリメンタル・アーキテクツ1961-1974」は、ドローイングやスケッチ、そして縮小模型が集められた展覧会。今日ではあまり知られていない時代の建築物を見ることができる絶好の機会となる展覧会だ。シカゴの現代アート美術館での開催は1月19日まで。その後、巡回展として台北で開催される。

Archigram: Experimental Architecture 1961-1974
会期:2002年10月19日〜2003年1月19日
会場:Museum of Contemporary Art, Chicago
住所:220 East Chicago Avenue, Chicago
TEL:312-280-2660
www.mcachicago.org/MCA/exhibit/current-txt.html#Archigram
www.archigram.net

Text: Matt Smith from Clean Magazine
All Images: Courtesy of the Archigram Archives, London

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