プラカード4

HAPPENING


PLACARDは、BURO が企画する、エレクトロミュージックのフェスティバル。20区のあるアパートの中で、12のヘッドフォンを使っての実験的な試みだ。

4年前に始まったPLACARDは、 もともと、屋根裏部屋(昔の召使い部屋)にバーを作るというアイデア(“作品のピープショウ”!)から生まれたそうだ。「バーマンは自分の仕事(作品)をしながら、少人数のお客に音を聞かせる、というバー。参加者/アーチストは、作品をテストすることができ、それが完全にフィニッシュした作品であっても、コラージュであっても、ケッチ的なものでも、全く個人的なスタイルでいいんだ」と BURO のエリックはいう。

一番初めのPLACARDは、 このバーをイメージしていたような屋根裏部屋で行った。しかし、それをパーマネントに続けるというのは不可能だったのだそう。

「後のPLACARD2では、すべてをMP3にストリーミングすることに成功し、いくつかの都市で同時に進行することが可能なのではないかと思えてきた。」そして、今回 PLACARD4ではじめて、2つの場所をネットワークでつなぎ、2つの離れた都市で同時に進行することに成功した。

なぜ、パリとウィーンだったのか?

「BUROのメンバーにはウィーンのレーベル MEGO の一員がいること、そして、PLACARD2はウィーンのフェスティバル PHONOTAKTIK99 で開催されたことがきっかけで、関係が深まっていった。そして、この時から、この二つの場所をシンクロさせるというアイデアが浮かび、昨年はリスボン、ブリュッセルなどから受信はできたものの、今回のようにシンクロしているというのは今回が初めて。来年は東京でもできたら、と現在話しを進めている。」

最後に、パリのミュージックシーンについてどう思うか聞いてみた。

「どんどん面白くなっていると思う。パリでも、プロヴァンス(その他の地方都市)でも。今までに、今年ほど、こんなに多くのミニレーベルがCDを出したことはなかった。そして、これらの人々が繋がっているというのも、今までになかった新しい傾向だ。」

PLACARD4
http://www.icono.org/buro/38/placard4/du/27/au/30/juillet/2001/non-stop/

BURO
1998年から、エレクトロミュージックのイベントを企画をする。メンバーには、グラフィスト、ミュージシャンなど4人。メンバーの一人はウィーン在住。

Text and Photos: Aki Ikemura from Ici La Lune

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