ストロベリーフロッグ

PEOPLEText: Jay Taylor, Brad Dykema

アムステルダムの中心地に位置し、二面性があり、戦略的でクリエイティブなコミュニケーション・エージェンシー「ストロベリーフロッグ」。世界で最も不気味な恐竜(大手広告代理店)との戦いで一躍有名になった広告代理店だ。スローガンは「FROG(蛙)vs. DINOSAUR(恐竜)」。

ストロベリーフロッグは、オルタナティブで新しいメディアを利用し、ELLEや、ハイネケンなど、クロスボーダーにある世界的なブランドと仕事をしている。世界中から様々なバックグラウンドを持ったクリエイティブで才能のあるスタッフが集まっている。締め切り間近になると、オフィスの隣にある小さなカフェ・ウィンケルから食事を運んでもらっている。

今回は、カフェ・ウィンケルのウェイトレス、カルメンにアートやアムステルダムについて、また、世界を代表するブランドのクリエイティブなマーケティング戦略について聞いてみた。

何年くらいウェイトレスの仕事をしているの?

ウィンケルでは、6ヶ月くらい。15歳の頃からカフェで働いていて、フルタイムで働くようになったのは、ここ6ヶ月くらいです。

他の仕事に就いてみたいと思ったことは?それとも、フードサービス業界で続けていくつもり?

もっと現実的なことをやりたいと考えています。カナダで5年間働いて、その後ラテン・アメリカを6ヶ月間旅行して、それで地元に戻って、今はウィンケルにいます。ここもいいけど、もっと頭を使える新しいことがしたいです。

ストロベリーフロッグの人達は、いつも何をオーダーする?

世界14ヶ国から集まった人達だから、皆それぞれ色々なものをオーダーします。フロッグ達の、開放的で文化的にミックスしているところが好きですね。大抵彼等は、クラブサンドイッチ、スープ、アップルケーキをよくオーダーします。一度に7、8個のアップルケーキを配達することもありますよ。

毛皮のビキニを着てウェイトレスの仕事をしたいと思ったことは?

LA FLAMMEの広告みたいなのでしょ? その広告のビキニは、50年代にブリジット・バルドーのビキニをデザインした同じ人達がデザインしたって噂を聞いたけど、本当ですか?

まず最初に、質問しているのは僕達だっていうことを忘れないで。ちなみに、質問の答えは、本当。

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