デザイナーズ・ブロック 2000

HAPPENING



ロンドンからコンニチハ!今月からニックの代わりのこのコーナーを担当することになったグラフィックデザインを勉強中のカールとヤスミンです。これから毎月ロンドンで起こっている最新情報や身の回りのニュースを紹介していきます。

今月は、ロンドンで開催されたエキシビジョン、「デザイナーズ・ブロック 2000」を紹介します。ロンドンで2番目に人通りの多いキングスクロスで開催された今回のエキシビジョンは、私達の学校の先生でもある、スザンナ・エドワードのコーディネートで実現。オープニングパーティーは、古い建物からは想像ができないほどモダンで、かつ、イギリスの歴史的な伝統を感じさせてくれた。そのコントラストは奇妙であると同時に、美しくもあり素晴らしい体験だった。

建物内の照明が不十分だったにもかかわらず、そのおかげでエキシビジョンの参加アーティスト達は、彼等独自の想像力でその問題を巧く処理していたようだ。参加アーティストは、それぞれのスペースを与えられ、そのスペース内で独自の方法で作品を発表。ショーの間中、殆どの参加アーティストは、好奇心旺盛な観客とデザインについて語り合ったりしていた。

会場は、デザイン関係の人や一般の人達でごった返していて、エキシビジョン自体は楽しめるものだった。これほど多くの人が一ケ所に集まるのは珍しく、刺激的な雰囲気を作り出していた。今回のエキシビジョンでは、興味深い側面を巧く捉え、表現していた。

また、デザイナーズ・ブロック展では、ロンドンで最もエキサイティングな建物、セントパンクラス・ゴシック・チャンバー内に入るめったにない機会を与えてくれた。その建物はもともとグレイト・ミドランド・ホテルという壮大なビクトリアン調のホテルとして機能していたものが閉鎖され、ここ30年ぐらいは使われることなくひっそりと建っていたもの。

エキシビジョンでは、世界中から様々なコンテンポラリー家具や照明、プロダクトデザイナーを一堂に集め、個性的でユニークな空間で作品を発表。デザイナーは、この古い建物内でそれぞれのイマジネーションを働かせ、デザインと職人技を表現。めったに見ることのできないコントラストを生み出していた。

ここで、3年目を迎えたデザイナーズ・ブロックの歴史を簡単に紹介しよう。デザイナーズ・ブロックは、ロンドンのイーストセントラルのブリックレーンに1998年にオープンしたエキシビジョンスペース、SAMEで幕を開けた。SAMEでは、ヨーロッパの新進気鋭のデザイナーの様々な作品を紹介し、今年のデザイナーズ・ブロック展は、SAME からセントパンクラス・チャンバーのゴシック調の建物へと場所を移して開催された。

今年のエキシビジョン参加デザイナーは以下のとおり。

Andrea Van Webber
(www.vanwebber.dk)
Campbell Design
(www.interstope.se or www.bahnsencollection.com)
Corridor Space: EOOS
(www.eoos.dk)
Fusion
(www.studiofusion.co.uk)
MNO
(www.janmelis.nl)
Norways Says (www.khib.no/norwaysays/)
Olof Kolte (www.olofkoltedesign.com
Sputnik
(www.gosputnik.com)
W2
(www.w2products.com)

DESIGNERS BLOCK 2000
会期:2000年10月5日〜8日

Text and Photos: Karl and Yasmeen

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