ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
世界屈指の美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの大規模所蔵作品展が、東京・国立西洋美術館と大阪・国立国際美術館で開催される。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーは、1824年に設立された西洋絵画に特化した美術館。イギリス国外で初めて開催される同館の大規模所蔵作品展である本展では、ルネサンスから後期印象派に至る同館所蔵の名品61点を紹介。クリヴェッリの《受胎告知》やゴッホの《ひまわり》など、出品作全てが日本初公開となる。
本展は、イギリスで設立された西洋美術の美術館という同館最大の特色を念頭に、「イタリア・ルネサンス絵画の収集」、「オランダ絵画の黄金時代」、「ヴァン・ダイクとイギリス肖像画」、「グランド・ツアー、スペイン絵画の発見」、「風景画とピクチャレスク」、「イギリスにおけるフランス近代美術受容」という、7つのテーマによって構成される。これらを通じて、イギリスにおけるヨーロッパ美術の受容、及びイギリスとヨーロッパ大陸の美術交流の歴史を紐解きながら、西洋絵画史を俯瞰しようとするものだ。
国立国際美術館で開催される巡回展は、2020年11月3日(火・祝)から2021年1月31日(日)まで。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
会期:2020年6月18日(木)~10月18日(日)
開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は20:00まで)
休館日:月曜日(ただし、3月30日(月)、5月4日(月・祝)は開館)
会場:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
観覧料金:一般1,700円、大学生1,100円、高校生700円
主催:国立西洋美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、読売新聞社、日本テレビ放送網
特別協賛:キヤノン、大和証券グループ
協賛:花王、損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、トヨタ自動車、三井物産
協力:大塚国際美術館、日本航空、ブリティッシュ・カウンシル、西洋美術振興財団
https://artexhibition.jp/london2020/
Text: Editor