プリマベーラ・クラブ 2010
スモーク・フェアリーズを観る為にアポロへ移動。そのバンドの名前から、彼らの音楽の雰囲気が伝わってきた。自然な感じのボーカルの声とフォークをミックスした音楽を奏でていた。
Smoke Fairies
フェスティバルを飾る宝石たちが輝き始める時間となった。イギリスから来た若手バンドのヤックのライブは、その日の大きなサプライズとなった。彼らは大物バンドのヨ・ラ・テンゴとのツアーを終えて来ており、カルトバンドとなるステップを徐々に踏んでいるようだ。
Yuck
アポロ会場では、ベテランバンドであることを見せつけたティーンエイジ・ファンクラブのライブで始まった。衰えを見せない演奏で彼らはヒット曲の一握りを演奏し、ファンからの膨大な量の期待を裏切らなかった。新しい時代のバンド達が、インディーズの世界を本当に面白くしていくだろうと確信した一日となった。
Teenage Fanclub
ロンドンをベースに活動しているバンドのS.C.U.Mは、その素晴らしいライブで彼らのノイジーなローファイポストパンクを見せつけた。
ザ・ホラーズやザ・エックス・ エックスなど、似通ったイメージを持っているバンドと比べられがちだが、S.C.U.Mの方がよりフレッシュに見えるし、ライブもパワフルだ。
S.C.U.M
ブルックリンから来たスモールブラックは素敵でポップなライブをして観客を魅了し、最終的には踊ってしまう程幸せな空間を作り上げた。ライブの間、会場は混雑していて、最後には観客をステージに招待してパーティーになるほど盛り上がっていた。
Small Black
サブ・ポップレーベルの若手イギリス人グランジ・ガレージバンドと言えば、メールボンディング。エレクトリックで激しく、そして楽しいという、丁度私たちが期待して欲していたバンドで、それが次のバンドに求めていたものだった。
Male Bonding
さて、このステージについて本当になんと言ったら良いかわからないが、元ジェイ・リータードのメンバーによるサポートのもとカリフォルニアのバンドとネイサン・ウィリアムズがライブを行った。ライブは、クラウドサーフやステージからのジャンプなどで始まり、最前列でいつものごとく写真を撮っていた僕は、人がステージに登るのを助けるなど盛り上がっていくのが最高に面白かった。このバンド自体はそんなに特別なものではなかったものの、このショーに参加した人々が素晴らしかった。金曜日は、多くの情熱がビッグバンドや若い才能から溢れていて、素晴らしい一日となった。
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