88&フレイヴァード・レイヤーズ「X」
HAPPENINGText: Erin Holloway
「X」というシンボルは様々な人によって様々な意味に解釈される。アルファベットの一文字、目的地、クロスロード、解答など。2007年2月24日、88とフレイヴァード・レイヤーズは、ミュージック、デザイン、ダンス、アート、ファッションなど豊かなクリエイティビティを通して、このシンボルの意味を称える一大イベントを開催した。
様々な解釈を持ち込むことで、Xの背景にある精神や意志がワシントンDCのクリエイティブコミュニティを照らし出し、それらは21世紀型ライブ・アートのイベントにまとめられた。
開催地はコンベンションセンターを下り、9thストリートにある新しい「BeBar」で、会場はリラックスした高級な雰囲気に包まれる。ライブPAパフォーマンスではSHENによる落ち着いたビートや、地元DCの人気者アライニング・マインズのサウンドを楽しんだ。音と共に魅惑するのは、ベリーダンサー・マヴィのゴシック回転。VJメタフリークの映像とコラボレートし、全ての客が酔いしれた。
この夜のハイライトはデザインコンペティション。アッシャ・オズベイ、オマー・カパーズらデザイナー達が参加した。彼らは「X」のポスター制作のために4時間与えられ、企画者から選ばれた3つの言葉を使う。3つの言葉は彼らのデザインからインスピレーションを受けたもので、「エナジー(活力)」「エグズーバランス(熱狂)」「インテンシティ(熱気)」であった。
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