SUTEMOS(ステモス)
THINGSText: Emanuelis Ryklys
「どのように見られているか」、「誰が自分を愛してくれるだろうか」・・・そんな不安を取り払う、主観的なオンラインマガジン「SUTEMOS」(ステモス)は創刊から1年経ち、自らの存在を認識し、リトアニアのEカルチャーポータルとして人気を高めてきている。
構成は分かりにくく、背景色は暗すぎてまだら、ナビゲーションも冴えない・・・だがそれが何だ!全ては、どのように仕事をし、どのようにポータルに人が集まり、そしてシンプルに自分の好きなことをやっているか、それ次第なのだ。
1年たった今、ステモスは今日のリトアニアEカルチャーで最もダイナミックなポータルとなった。もちろん他にもポータルはあるが、ステモスはインデペンデントなかたちで、イニシアティブをもって運営されている。クリエイター達は、周囲の影響で未だにサイトのビジュアル面にとても気を使っているが、ステモスは情報を中心としたポータルだ。最近、英語バージョンもスタートさせた。
このポータルは、電子機器などのリリース情報、音楽やニューメディアのクリエイターたちへのインタビュー、リトアニア国内外で話題の様々なイベント情報を提供してくれる。創刊当初からステモスは国内外の様々なアーティストやミュージシャンとコミュニケーションし、その結果、幅広いつながりを築いた。それこそが、一歩進んだ“ネットレーベル”として確立した理由だろう。
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