クラウディ・デ・クリーン
PEOPLEText: Bastiaan Rijkers
だからと言って鉛筆で素敵な色の世界を描く、この可愛らしく、純真そうに見える女性に惑わされないでほしい。カオスから秩序へ、タフさから柔軟さへ、親密さから外交的へ、丁寧さから混乱へ、自己確信から自己不確信へと、何かを作り出している時、彼女の心は違った思考回路を巡っているのだ。
魅惑的な思いやアイディアは、やがてデッサンとしてその姿を現す。そのデッサンは時に冷たく暗く、そして突如、可愛らしくソフトになったりもする。しかし常にそこにあるのは、レーザーのように鋭いコメントなのだ。
最近の彼女の作品は、多くの形態、あるいは出版物で見つけることができる。日本のレーベル、コイガールのTシャツから、自費出版した本「BLOOS」、テレビガイドのカバー、コラム等、様々だ。クラウディはどこにでも居るように見える。でも捕まえることはできないのだ…。
アンソニー・ビュリルとのコラボレーションによって制作された彼女の最新プロジェクト、「FUN YEAH YEAH」は 是非ともチェックしていただきたい。これはインターネットを通じで交換されたデッサンとイメージを集めたものだ。
Text: Bastiaan Rijkers
Translation: Sachiko Kurashina

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