プラカード4
プラカードは、1998年からエレクトロミュージックのイベントを企画を行っているグラフィスト、ミュージシャンなど4人(メンバーの一人はウィーン在住)からなるビューロ(BURO)が企画する、エレクトロミュージックのフェスティバル。...
プラカードは、1998年からエレクトロミュージックのイベントを企画を行っているグラフィスト、ミュージシャンなど4人(メンバーの一人はウィーン在住)からなるビューロ(BURO)が企画する、エレクトロミュージックのフェスティバル。...
絵空事ではない、何もしなくても、何も考えなくてもブロードバンドはやって来た。そして、同じようにより一層、何も考えなくても自然とブロードバンドはやって来るのだ。やって来たことを気づいたとき、もはやそこには規格化されたサ...
オルセー美術館では、ワツラフ・ニジンスキーの回顧展「Nijinsky (1889-1950)」が開催されている。前世紀初頭に活躍した前衛ダンスのシンボルともいえるロシア人ダンサー、ワツラフ・ニジンスキー。伝説ともいうべき彼の作品は、...
今月パリでは、10回目を迎えたエレクトロニックアートの国際シンポジウム「ISEA 2000」が開催された。カンファレンスや円卓会議、セミナー、作品発表、コンサート、ビデオ、インタラクティブ・インスタレーション、展示博覧会、コンサ...
コンピュータを通じたコミュニケーションが日々の生活の中に入り込む中で、インタラクティビティーのあるデザインが欠かせなくなってきている。欠かせないものとして深く浸透する中で、インターフェイスとしての使いやすさと美術的な...
10月7日、8日の両日、パリ郊外ジャンティイにあるオルタナティブスペース「ROOM」では、「スポーツと気晴らし」というイベントが行われた。 この小さな、元ボートのアトリエだった真っ白のスペースには、ビデオプロジェクター...
5年前から毎年9月に開催されているエレクトロニックミュージックのイベント、ミックス・ムーブ(MIX MOVE)が、今年もパリで開催された。DJやレーベル、技術者を一堂に集め、フランスのバイブレーションを作り上げようというイベント...
通常7月のパリといえば、夏真っ盛りで、街中を散歩するには絶好の時期なのだが、残念なことに今年の天気は最悪で、外に出て行くのがおっくうな日が続いている。それでも僕は、テレビを消して出掛けてみることにした。 今年の夏、...
この夏フランスで最も重要な展覧会が、フランス南部に位置する都市、アヴィニョンで開催された。展覧会のテーマは「ビューティ」。アートでは常に語られるコンセプトではあるが、アーティスト、開催地、アプローチなどの点でヴェネツ...
アーティストが次々と、自ら新しい展覧会・スペースを創り出している。アーティストよりも評論家が注目されがちなパリにも、最近やっとこんな場所が出てきた。 最近の大きな展覧会は、アーティスト個々の作品よりも展覧会その...
昔からある論争だが、マスメディアやくだらないテレビ番組、ビールのスポンサーなどがアンダーグラウンドムーブメントに興味を抱いてしまった今、それがいまだに面白いムーブメントだと言えるのだろうか?今それがつまらないと言うの...
以前消防に使われていたというボート・バトファーについては、以前にも書いたが、再びそれについて書かないわけにはいかなくなった。コンサートホールに改装されたのだ。これはまさに僕らが待ち望んでいたスペースだ。 連日、D...
フランスのオーディエンスがマーク・ロスコのミニマル・ランドスケープ作品に触れることができたのはこれで2回目で、ほとんどの人たちにとってはこの素晴らしいアメリカの画家を始めて知る機会となった。1回目の展覧会が開かれたのは1...
外に座って、パスティスやワインなんかを飲みながら、女の子のスカートが少しずつ短くなっていくのを眺める。パリに住んでいる人には分かってもらえると思うけど、太陽が戻ってくるこの素晴らしい3月に、ちょっとテクノの話。 バト...
もしあなたがマルチメディアについて何か少しでも知識を持っていると思うなら、ミリアに行ってみることをお勧しよう。今までの考え方が間違っていたことに気付くだろう。マルチメディアとはビッグビジネスのことであり、本当に退屈だ...
1975年に結成された山海塾が日本で脚光を浴びているとしても、舞踏はフランスのオーディエンスにとっては未だ得体の知れないものだ。また得体の知れないものというのは魅力的で、完全な成功を遂げることもある。 彼等のパフォーマ...
ここパリの新聞は、このパリがかつてそうであったような博物館の中にいるような多様性を、ベルリンやロンドンに比べて失なってしまったと、しきりに論じているようだ。しかし、パリは今、この来たるべき新たなデジタルの時代にお...