ワビサビ展「肉体と血」
それは単に街を歩いている時にすれ違っただけかもしれないし、テレビでほんの一瞬みたものかもしれない、初めて一目見たときに妙に気になるもの。中身や成り立ちなんて何も知らないのに気になってしまうもの、それが一目惚れなのだろ...
それは単に街を歩いている時にすれ違っただけかもしれないし、テレビでほんの一瞬みたものかもしれない、初めて一目見たときに妙に気になるもの。中身や成り立ちなんて何も知らないのに気になってしまうもの、それが一目惚れなのだろ...
2006年の姉川たく個展「ヒドゥン・カリキュラム」巡回展は東京を大成功に終え、現在札幌で作品を展示中。この後ニューヨークでの展示も決まっている。古くからの技術と新しいテクノロジーの混合を駆使して姉川たくが作るのは、刺繍と...
作品がギャラリーの中の「家」。そんな非日常性が、受け手の幼少の記憶を通して日常的に感じさせていった今村育子の個展「わたしのおうち」を紹介しよう。 CAI現代芸術研究所は、札幌の代表的な現代美術を中心とするアート施設。展...
東京を拠点に活動するアートレスによるプロジェクト・ユニット、null*。日本で生活している日本人である以上潜在的に蓄積される「日本の美意識」をコンセプトとし、タイポ、フォト、イラスト、ペインティング、インタラクティブ、映像...
SHIFTのカバー・インタビューに連動し、同月札幌SOSOでは1ヶ月間に渡る「HIDEHITO SHINNOU EXHIBITION」が展開された。前月のカラフルでビビッドな「HUMANS BY MIKE MILLS」展からまた一転、この度はシンプルで開けたレイアウトのSOS...
X-girlのデザインワークやCDジャケットデザインなど 90年代から映像やグラフィックの世界で活躍してきたマイク・ミルズ。2004年に彼が立ち上げたデザインプロジェクト「HUMANS BY MIKE MILLS」が、チューリッヒ、ミラノ、東京など世界...
『こんな寒い場所でこんなに寒い日に、わざわざこんなに楽しいことやれちゃうのは人間だけだよね。』ライブアーティストの一組、エルレガーデンのボーカル細美武士がそう言った。すでに最初の10フィートの熱烈ライブによって弾け飛び...
いつもは休日にならない日本のクリスマスだが、2005年は丁度週末に重なったこともあり特別な連休を過ごした人が多いかもしれない。クリスマス商戦で賑わう街にも、そのため心無しか、例年以上にほころんだ顔があふれていた気がする。...
音楽の定義というのは難しい。狭義で考えれば、ドレミの音階があって、メロディーがあって、リズムのあるもの、ということになる。でも、それが音楽の全てだと決めてしまうのは、音楽の可能性を狭く閉じ込めるものではないだろうか。 ...
デザイナーズ・ウィークは20年前に東京でスタート。2004年からは大阪、京都、名古屋で行われるようになり、2005年、仙台、福岡とともに札幌での開催が実現!その札幌デザイナーズ・ウィーク、ひとことでいうなら「デザイン」を身近に...
札幌で行われた9日間にもおよぶアート・イベント、モ’エレメントは、世界的な彫刻家、イサム・ノグチが基本設計を行ったモエレ沼公園を会場とした、様々なアート表現の発表の場である。正式には今年は第一回目。作品は、プロ・アマを...
「時間」というのを考えてみる。どんなものでも作るには時間が必要だ。そう考えると、時間というのあらゆるものが生まれる「源」なのかもしれない。 「ファインタイム」とは、あるメーリングリストの中で生まれた札幌のクリエイタ...
数年前からどういうわけか札幌に住み着いたカモメが、白いカラスのごとく街を徘徊していた夜のこと。ソーソー内にも色とりどりの鳥たちが、訪れる春を祝うかのごとく楽し気にその姿を現わした。遠山敦「AND YOUR BIRD CAN SING」札幌...
洗練された空間を、様々な形に難なく適合させてしまうソーソーカフェ。2005年3月5日のオープニングパーティを皮切りにして、この度その白い魅惑的なスペースは、トモアキ・リュウのダイナミックな色に染められた。 トモアキ...
「生きる」ということは「表現」することである。自己表現のまったくない生活は、生物学的に生きているとしても、精神的には死に等しい。そして、僕たちをもっとも支配するものは精神なのである。 「自分の表現をする」というのは...
札幌住人の目で、東京のおもしろさを感じるのは地区ごとに街の個性があること。東京に詳しい知人にそのことをいうと、それはまったくあたりまえのことでその場所に住むなら、それらしくすることが義務というニュアンスの説明をしてく...
自由な発想と感覚で生み出す、美しいグラフィックデザインや、動的なエディトリアルデザイン、グラフィック的なフォント。先月のシフトのカバーデザインも手掛けてくれたグラフィックデザイナー・稲葉英樹。シフトと稲葉氏の深厚は厚...