ミワンダフル「メイクアップ・レストラン」東京公演

HAPPENINGText: Haru Murayama

ミワンダフルは会場を隅から隅まで動き回り、まるでストリートでメイクをしているときのように、その場に集まった一人一人と向き合っていた。彼女に直接メイクの疑問を聞けるとあって、参加者の多くが積極的に手を挙げ、質問タイムは常に大盛り上がり。さらにメイクのノウハウを歌ったオリジナル楽曲やダンス、ストンプなども盛り込まれ、参加者を飽きさせることなくイベントを華やかに彩っていた。

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メイクコースのオードブルは、ファンデーションとチーク。スプーンに乗せられた三色のリキッドファンデーションとチークが盛り付けられた一皿だ。基本的な塗り方を映像で紹介したあと、色の選び方や、二色を混ぜて肌に合わせる方法、ハイライトカラーの使い方など、会場から上がった質問に合わせて詳しいノウハウを提案していく。そして最後はオリジナル楽曲「チーク・パーティ」に乗せチークのハウトゥーをおさらい。ミワンダフルの動きに合わせて参加者も踊る、一体感ある空間が生まれていた。

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続くメインディッシュのアイシャドウは、給仕に扮するダンサーにより各テーブルにサーブされた。メイベリン・ヌードパレットとヒロインメイク・スムースリキッドアイライナーが、つけまつげなどと共に盛り付けられており、そのかわいらしさに思わずため息が漏れる。まず濃淡のある三色を使ったアイシャドウの使い方と綺麗なラインの引き方を紹介。そして崩れたアイシャドウの直し方やアイシャドウを使った眉の書き方など、メニューにないノウハウについても会場の質問に合わせて提案していった。質問に合わせて提案を変えていく彼女のフレキシブルさは、さすがの一言に尽きる。そんな彼女だからこそ、参加者も安心して自分の素直な悩みを伝えることができたのかもしれない。

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ここでスペシャルゲスト、ハローキティがステージに登場。赤いビジューがあしらわれたピンクのドレスに身を包んだハローキティの姿に、参加者のテンションも一気に上がる。オリジナル楽曲「ブロウ・ユア・アイズ」(DVD「ミワンダフル MAKEUP KITCHEN」収録)に合わせてミワンダフルやダンサーと共にダンスを披露。その後ミワンダルとともに客席をまわり、さらに会場を盛り上げた。

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