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アンノウン・アジア 2016

HAPPENINGText: Taketo Oguchi

UA-Hideki-Katsumura
© Unknown Asia, Osaka 2016

大阪在住のペーパークラフト/アーティスト勝村秀樹。ポリゴンで設計されたユニークなデザインが印象的。見慣れた形が変形することで違った視点を与える。紙ではなく強度のある素材であれば、十分アートピースとして成り立つだろうし、野外彫刻(パブリックアート)となってもおかしくないと感じた。

UA-Takahiro-Mizumachi
© Unknown Asia, Osaka 2016

水町孝浩は、大阪出身、マロニエファッションデザイン専門学校生。コンセプチュアルな衣服の創造は様々なコンテストで受賞履歴があり、今年6月にロンドンで行われた学生のためのファッションコンテストに日本から唯一出場するなど、活動の幅を広げつつある。

UA-Sawako-Ninomiya
© Unknown Asia, Osaka 2016

大分県出身、東京在住の二宮佐和子。絵画、ファッション、インスタレーション、平面、立体、空間と、あらゆるものを糸と針で縫い刺しする刺繍アーティスト。大きなオブジェをブースの中心に展示し人目を惹いていた。今回多くの審査員からも注目され、複数の賞を得ていた。

UA-Tomoya-Terada
© Unknown Asia, Osaka 2016

SHIFTから審査員賞として選出させていただいたのは、大阪在住の写真家寺田智也。写真の評価は難しく、まさか自分が写真家を選出すると思ってもいなかったが、被写体やコンセプトといったことではなく、「光と影」の表現なのだと、あたらめて写真の魅力に気付かされた。副賞として、今年11月に開催されるアートフェア札幌 2016の特別展として出品いただく予定となっている。是非来場いただき実物をご覧いただきたい。

全体的には、招待作家をはじめ、クオリティの高い作品が多かったのだが、「アンノウン」というコンセプトからはいささか外れているのではないかという印象を持った。日本ではまだ知られていないが、地元ではすでに活躍しているアジアのクリエイター。逆もまた然り。という中で、どう選賞を行うかは悩みどころで、審査員達の間でも話題に上がっていたが、皆その状況も含め、楽しくも真剣な眼差しで選賞を行っていた。

今第一線で活躍している著名クリエイターも、最初は皆「アンノウン」な存在だった。そこから世に出るにはこのような場の活用はとても有効だろう。多くの人々の目に触れることで風が起きる。その風を受け、ここからクリエイター達がアジアから世界へと大きく羽ばたいていくのを楽しみにしたい。

UNKNOWN ASIA, OSAKA 2016

会期:2016年10月1日(土)、2日(日)

時間:10:00~20:00(2日は17:00まで)

会場:HERBIS HALL OSAKA

住所:大阪市北区梅田2-5-25 ハービス大阪 B2F
主催:UNKNOWN AISA 実行委員会(ACN、digmeout、FM802、FM COCOLO、ubies、vision track)
特別協賛:紀陽銀行
入場料:1,000円(2日間共通)

TEL:06-6354-8029

http://unknownasia.net

Text: Taketo Oguchi

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