モバイル・トーク 2016 #1 大阪

HAPPENINGText: Ryo Takahashi

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“Mobile Talk 2016 #1 OSAKA” フライヤー

モバイル・トーク」とは、アジアのクリエーターをスピーカーに迎え、アジア各国を巡回して開催するトークシリーズ。2016年は「インディペンデント/コレクティヴ」(個/集合体)を共通のテーマに開催地ごと異なるスピーカーを選定して開催し、今後は香港 (10月)、台北(11月)でも開催を予定している。

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“Mobile Talk 2016 #1 Osaka”, FLAG studio, 大阪, Photo: Gottingham

第一回の7月30日は、アジアから4名のクリエイターが大阪に集まり、自身の活動についてプレゼンテーションを行なった。

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Na Kim at “Mobile Talk 2016 #1 OSAKA” FLAG studio, 大阪, Photo: Gottingham

まず一人目は、ソウルを拠点に世界的に活躍するグラフィックデザイナー、ナ・キム。グラフィックデザイナーとして広告物のデザインなどに多く携わり、韓国のデザイン界で第一線に立つクリエイターだ。

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Na Kim’s work exhibited in Mobile Talk, Photo: Gottingham

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Na Kim, postcard for “straight” common center, 148 x 210 mm, 2014

彼女はデザイナーであり、アーティストでもある。「デザイナーとアーティストの違いはテクニックの違い」だと認識しながら、ビジュアル化が得意な自身の特性を活かしてデザイナー業をメインに活動。アーティストとしては、自身のデザインしたものから色や形を用いたビジュアルを制作し、美術館や屋外での展示を行うなど、デザイナーの枠組みに捕われない活動を行なっている。彼女のデザインにおいて重要なのは「色」と「形」であり、それらを展開することがデザインからアートまでの領域包括を可能としている。

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Yan You at “Mobile Talk 2016 #1 OSAKA” FLAG studio, 大阪, Photo: Gottingham

二人目は、インディペンデントな写真家達のレーベル活動を行っている中国の写真出版者ヤン・ヨウで、自身が主宰するインデペンデント・パブリッシャー「Jiazazhi Press」では、出版物の編集からデザイン、流通まで担当。

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Yan You’s work exhibited in Mobile Talk, Photo: Gottingham

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Jiazazhi Press, “BEES & THE BEARABLE” by Chen Zhe, 260mm × 210mm × 25mm, 2016

扱う写真家は中国で活動するコンテンポラリーな若手写真家が多いが、在中のフランス人やスロベニア人の写真家も取り扱う。彼の活動では、「個」である写真家とコラボレートすることで、「集合体」としての写真集が生まれるという構図になっている。

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