大竹夏紀
PEOPLEText: Mariko Takei
DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAの2Fギャラリーで、大竹夏紀の個展「Affection of idols」が2月10日より開催されている。大竹夏紀は、日本の伝統的な染色技法「ろうけつ染め」を使用して、幼少の頃より夢中で描いてきた少女達の絵を現在も描き続けている作家だ。夢を追い求める自身の少女時代と変わることなく、現在もその夢を追い求める大竹夏紀が描く、キラキラとしたアイドル達がダイナミックな世界感を作り出す。
自己紹介をお願いします。
伝統技法である、ろうけつ染めで少女絵を制作しています、大竹夏紀です。
ろうけつ染めという伝統的な染色技法を使って“少女=アイドル”の絵を描いていらっしゃいますが、アーティスト活動を志すようになった経緯を教えて下さい。
小さな頃から女の子を描くのに夢中でした。様々な画材で描いてきましたが、美術大学でテキスタイル学科に進学し染色技法を学びました。大人になった今も小さな頃からの夢を本気になって追いかけていることが表現活動となっています。
これまでにどのような作品を手がけてきましたか?過去の作品を数点ご紹介頂けますか?
「イデア#1」2007年
大学院での修了制作作品です。現在の無数の染めた布のパーツを組み合わせてひとつの大きな絵をつくるというスタイルで初めて制作した作品です。
「イデア#2」2009年
大学院修了から2年後の同じタイトルの作品です。「イデア」とは私の理想の世界です。
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