ポール・セニョール

PEOPLEText: Bertina Appel

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Doodle Night

絵の中で描かれる様々なシーンやスケッチ同様に、「ドゥードル・ナイト」のようなイラストについてですが、写真やその周りに多く書き込んでいますね。マインドマップを思い出しました。あれらはマインドマップですか?また、最近の作品である「スケッチ・アウェイ・サーズデー」について教えてください。

そうですね、私の作品のほとんどがマインドマップと言っていいと思います。初めの考えを心に落として、いつも持ち歩いているノートに書いて、単純な言葉やフレーズから様々な過程やステージを書き留めておきます。最終的には、最初にスケッチブックに殴り書きしたままではありませんが、取り留めのないことが作品を生み出していくという方法です。

様々な言葉やイメージ、テクスチャーや素材のパーツを一緒に織り込んで、少しずつ、レイヤーごとに作品を作っていきます。大抵の場合、作品にして伝えたいと思ういくつかのメインスペースやイメージを作り始めて、それから作品の内部や周りを固めていきます。ワード・オブ・アートのリッキー・ゴードンは、昔のスケッチ・サーズデーをフライヤーにするように提案しました。まず、古くて風化した家族写真を使用するアイデアが浮かんで作り始めて、写真を層に分けながら、ストリートで集めた様々ないたずら書きやメモを載せていきました。独特な雰囲気を一つのスペースに集中させて伝えたかったのです。

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FIFA 2010 welcome pack design

FIFAのウェルカム・パック・デザインも作成されましたね。

FIFAの仕事は、ウェルカム・パックのショッピングバッグのプリントでした。2010にある数字を使って、複数の2と1と0のデザインをイラストにして、南アフリカの国旗の色を組み合わせました。数字をカップの連続シリーズにアレンジしたり、2010年は我々の国と人々にとって、何か新しくキーになるという意味を表すために、コーナーに鍵を置いたりしています。この仕事は、ワード・オブ・アートを通して行いました。

家具デザインについて、始めるきっかけなど教えていただけますか?

今ほど頻繁ではありませんが、数年前から時々、家具を作っています。自分のスタジオや自宅用に作っていましたので、当初作った家具は全て、非常に機能的で、使い勝手が良く、見た目も綺麗でした。私にとっての美には機能性も備わっています。作品のほとんどは木製で、と言うのも、手触りや木目、色、初めて使う感触などを観たり感じたりしながら楽しむことができるからです。今夏は、野外ロックコンサート「ロッキング・ザ・デイジーズ」のために、リーバイス・ジーンズのショールームを作りました。

今後の予定を教えていただけますか?

残りの2009年には、いくつかの小さなグループで、とっても面白いショーをします。エクスチェンジ・クリエイティブのマルシ・グーセンと彼女のドリームチームと一緒に、「ペーパーガール/ペーパーボーイ」プロジェクトをケープタウンで行う予定です。2010年は、個展を主体にしていこうと思っています。新しくて面白いプロジェクトやコラボレーションもやっていきます。また、ストリートでの新しい作品もおぼろげですが、計画しています。

現在はどこで作品を観ることができますか?

ウッドストック産業センターにある私の新しいスタジオですね。いつでもメールをもらえれば、作品を観られるようにアレンジします。また、注文やプロジェクトについての相談も気軽にメールをください。

Text: Bertina Appel
Translation: Kazunari Hongo

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