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オーストリアン・アクセサリー・デザイナー

PEOPLEText: Daniel Kalt

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© Nina Peter. Photo; Mato Johannik

Nina Peter
2003年にブランド、二ナ・ペーターができたとき、デザイナーの二ナ・ペーターとグレゴル・ピルッチ(ヴェルサーチやヴィヴィアン・ウェストウッド、エルムト・ランの元クリエイティブコンサルタント)の二人の頭の中には、“グローブのようにフィットするものを” という発想が、あったに違いない。そのレーベルは急速に固定ファンをつけ、完全にフィットする、美しい皮とスタッドで飾り付けられた手袋を人々は今だに必要としているということを証明した。二ナの家族が、150年以上にわたってハンドスカペター・ウィーンという会社で手袋製造業を営んでいたので、現代的なデザインを非常に高度な技術で実現することが可能となったのである。エージェント・プロボカターやスーパーファインとのコラボレーションをしたのもまた、ニナ・ペーターが国際的に認知度を獲得した証明となる事柄である。

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© Florian Ladstätter

Florian Ladstätter
フローリアン・ラドスタッターは、アドバンスト・メタルデザインだけでなく哲学の分野でも大学の学位を取得しているため、何かとても特別なものを発表するのは時間の問題だった。そのファッションジュエリーが、まさにそうだった。評判も非常に良く、ハッセン・カラヤンやエリザベス・アーデンとのコラボレーションも実現し、またビクトリア&アルバート美術館からは購入の依頼もあった。彼の作品それぞれに、関連性を見出すのは難しいが、フローリアンのジュエリーデザインには、いつも装飾品の存在論的可能性に対するラドスタッターの考え方が現れている。ビーズやパール、ロープや樹脂をふんだんに使用することが、彼のジュエリーデザインの手法を特徴付けている。(近い将来、もっとめずらしい素材を使用することになるだろうと彼が言うのは有名な話だが)

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© Mühlbauer

Mühlbauer
帽子をかぶったままにするなら、ミュヒュルバウアー.のものをかぶりなさい。 とりあえず、クラウスとマーリースのミュヒュルバウアー兄弟なら、そう言うでしょう。彼らは、ウィーンに拠点を置く、婦人帽製造業の偉大なる伝統を受け継いでおり、2000年に両親から引き継いだ会社を建て直した人物である。それ以来、ミュヒュルバウアーの帽子店は、ファッション業界でなくてはならない存在となり、ニューヨークだけでなく、東京のストリートでもよく目にする存在になったと聞く。伝統的な婦人帽製造技術が、ウィットの効いたアプローチと混ざり合うことで、大きな成功へと繋がり、2003年のコレクションが国際的に高い評価を受けて以来、その成功は続いている。それから6年たった現在でも、きまって、「おおげさなまじめさは無いスタイリッシュなブランド」と評され、実際その帽子をかぶる頭の中には、進歩的な勇気のある考えを持っている必要がある。しかし世の中にはその要素を持った人が沢山居るようだ。

Text: Daniel Kalt
Translation: Kei Shimizu

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スティーヴン・チータム
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