PICNIC 2008

HAPPENING

アムステルダム、クロスメディア週間。

第3回を迎える「PICNIC」が、先駆的でクロスメディアの革新的なプログラムと共に、100カ国以上からの8500人を越えるクリエイティブとテクノロジーのプロフェッショナル達を魅了した。また、3000人を越える試聴者がPICNICのライブビデオストリームを楽しみ、国際的なクリエイティビティのコラボレーションの場としてPICNICが参加必須のプラットフォームに発展していることを明らかにした。

PICNIC 2008PICNIC 2008
PICNIC Conference by Lotje Sodderland


新しい才能と起業家精神に焦点をあて、PICNICカンファレンスPICNICスペシャルPICNICラボが行われ、ソーシャルネットワーク、アート、テクノロジー、ビジネス、グリーン意識、プロダクト、リサーチ、ニューメディア、コミュニケーション、社会活動の新しい道へ向けて、徹底的な議論が交わされた。

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Aaron Koblin’s The Sheep Market.com by Lotje Sodderland

国際的なクロスメディアのシーンからたくさんのゲストが招待された。アーロン・コブリンは、アマゾンの市場形式サービス「メカニカルターク」を利用して、ランダムな人々に描かれた10,000の羊を披露。オランダを国際的なクリエイティブの代表国と位置づけるペイント・ザ・ワールド・オレンジ賞の審査を勤めるマルセル・ワンダースや、インテル、デジタルホームグループにおけるユーザーエクスペリエンスのディレクターであり、人類学者のジュヌヴィエーヴ・ベルも参加。その他、フォトグラファーのレヴィ・ヴァン・ヴェリュー、ハーグを拠点としたテクノロジーとポップカルチャーに関連したビジュアルアートとミュージックにおけるコンテンポラリー開発プラットフォーム「TAG」のディレクター、ヒシャム・ハリディなどが含まれる。

PICNIC 2008
PICNIC Club by Lotje Sodderland

都市をデザインスペースとして利用する新しい方法を実践的に行い、20人の参加者によるテーマを反映させた分散型で持続的なプロダクション、WAAG団体が運営するグリーン・シティ・ラボは、PICNICのキーワードである「クリエイディブ・イノベーション」を具象化した。

ブックショップや、バーチュイール・プラットフォームによるEアートドーム、サブマリン・チャンネルによるシネマ・ドームは、専門情報共有の連発から一時中断をさせてくれ、こうしたインスピレーショナルなイベントプログラムは、来場者の情報過多シンドロームを防げる役割を果たした。

後には、ゲストが座ってゆっくりできる機会も設けられ、慎重にセレクトされたオーディオビジュアル作品が上映された。インフォマニアのドキュメンタリー「internet of things」の世界初公開、サブマリンの番組「Forget the Film, Watch the Titles」のハイライト、期待されたブック+DVD「Modern Living – The Graphic Universe of Han Hoogerbrugge」のリリースなど。

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PICNIC Green Challenge by Ferdy Damman

クリエイティブの起業家精神において著名な成果を残した新規の会社や個人に対して、賞が贈られた。600,000ユーロのグリーンチャレンジ賞を受賞したのは、23歳のアメリカ人、エブン・バイエルによる、特別な菌類で扱われた生体廃棄物でできた絶縁材「グリーンスレート」。アーティスティックなゲームに対する50,000ユーロの開発予算が贈られたのは、ステデリック・ミュージアムサブマリン・チャンネルによる「スプリット・セカンド」だった。

人気RFIDゲーム「メディアマティック・ハッカーズ・キャンプ」には、たくさんの来場者が参加し、3D世界から拡張リアリティまで、DIYパワーの具体化からサービスデザインコンセプトの発展までと、どれほどPICNICの専門性、情報シェア、アートテクノロジーへの容易なアクセスが、様々な分野の中心点を生み出しているかを現していた。
また、よく理解できなかった人も心配ご無用!PICNICTVでは、年間を通して、メディア、テクノロジー、コミュニケーションの月間開発プログラムが放映される。

PICNIC 2008
会期:2008年9月24日〜26日
会場:Westergasfabriek, Amsterdam
http://www.picnicnetwork.org

Text: Lotje Sodderland, Co-Director, Maxalot Gallery
Translation: Yurie Hatano

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