ブリックファング・ウィーン 2007

HAPPENING

目に留まるような新鮮でおかしなアイディア。

Blickfang Wien 2007
Food-Bowl by Pulpo

私のようなデザイン・フリークが10月、今回で4回目の開催となる国際家具フェア、ブリックファングの会場であるウィーンMAKに集った。

ブリックファングは世界中の新しいデザインを未来へ向け発表する場であり、家具やアクセサリー、ファッションを見るというだけではなく、作品を作ったデザイナーたちに直接会って話をしたり、作家の手から好きな作品を買う事も出来る。

ブリックファングが初めて開催されたのが1993年シュトゥットガルトで、その後1997年にチューリッヒ、そしてウィーンは3番手の2004年にこのイベントを開催することとなった。2006年には東京でも開催が決定し、東京デザイナーズウィークの一環としてイベントが開かれる。


Blickfang Wien 2007
Teble Lamp by Pulpo

今年度のウィーンでの開催には140もの展示グループが参加し、そのほとんどが初めての参加だ。その中でも、パルポによる1つの平らな素材から作られる一連の作品、フルーツボール、ハンガー、ティッシュホルダーやテーブルランプなどが目についた。平面のパターンから立体的な形が作られるということは、一種類の素材からつくられるため、製造の面では効率がよく、リサイクルも簡単に出来る。

Blickfang Wien 2007
Bi-Re-cycle Accessory by Lila Pix

バイ・リ・サイクルは、アクセサリーデザイナー兼セールスマネージャーのリリ・プロスコーヴァとジュエリーデザイナー兼プロダクションマネージャーのニック・サルダモフから成るリラ・ピックスによるアクセサリー。これらのアクセサリーは、古い自転車タイヤから作られたもの。このアクセサリーコレクションは、「バイシクル」と「リサイクル」という考えから発想を得たもので、現代のストリートライフと動き回りの良い生活形態を考え、それが様々なアクセサリーの形となることにより、無限にあるリサイクル素材の可能性を示すものとなっている。

Blickfang Wien 2007
Performa Nuf, a slide-board system by Performa

パフォーマ・ヌフは、マーティン・クラインハンスとマティアス・エッケルトによるドイツの家具ブランド、パフォーマのシステム棚。このシステム棚の素晴らしいところはそのコンセプトにあり、場所を問わずどこでも何でも収納することができることだ。ひとつひとつの棚が一般的な棚のようには固定されておらず、レールの様なものを使ってスムーズにそれぞれを差し込むことで、好きな組み合わせで組み立てることができる。棚のフォーマットは6種類あり、色も選ぶ事が出来るこのパフォーマ・ヌフは、紛れもなく価値の高い家具システムといえよう。

Blickfang Wien
会期:2007年10月19日〜21日
会場:MAK – Museum of Applied Arts/ Contemporary Art, Vienna
住所:Weiskirchnerstrasse 3, A 1010 Vienna
問い:Blickfang GmbH Tel: +49 (0)711 990 93 90

Text: Christina Merl, Kyoko Tachibana
Photos: Christina Merl, Blickfang

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