CCA

PLACE


Laura Plageman


CCA (California College of the Arts)」は、サンフランシスコ、ベイエリアの若い才能を育ててきた、由緒ある学校だ。例年のMFA (Master of Fine Arts) 展覧会は、卒業作品を集めたものである。この展覧会は、芸術、グラフィックデザイン、そして建築にいたるまでの作品を集めたものになっている。


Laura Plageman

ローラ・プレッジマンの撮る写真でまず目に映るのが、その大きさだろう。写真自体が大きいのもあるが(中には10フィートにいたるものもある)、作品のテーマに見えないものを見いだし、描き出すスケールが大きいのだ。ローラの作品をユニークにしているのは、写真の後処理の仕方で、それは大半の人々が思い描くフォトショップによるものではない。写真はそれぞれ、しわくちゃにされ、引きちぎられ、手直しされた上でまた撮影されている。そのことで、原型から新しい角度のイマジネーションが生まれている。


Leslie Shows

レスリー・ショウズは、目眩がするほどのスクラップ、切り抜き、コンフェッティーを集めたコラージュペインティングを完成させている。シュールな風景画が元になっている彼女の作品は、最小限で、穏やかである一方、濃厚で、混沌としている。遠くから見ると、山やトンネルといった単純な風景が目に映るが、絵に近づくにつれ、壮大な複雑さが現れてくる。間近では、ほとんど何がどの風景になっているのか、わからないくらいである。


Leslie Shows (detail from image above)

スコット・デ・ビィの絵画は楽しくて、誰もの心を掴むようなグラフィック多彩な印象を受ける。そして、その印象は複雑怪奇で、深く興味深いものになっていく。スライムのようなものが、いきなり地図になったり、建築のスケッチになったりする。彼の作品の中に埋め込まれたメッセージや地形、繋がりの必要性、そして交差する現実のブループリントへと辿り着く。


Scott De Bie

ケイティー・ルイスの作品は、彼女の体を通して感じた日常の感激を移したものになっている。彼女はスタジオの壁に規則的にハンドメイドの針を張り巡らせた。これらの形は、感覚的意識の集合体であり、また未来の意識的感覚の集合体でもあるという。


Katie Lewis

この展覧会に出展しているアーティストの名前とインフォメーション及び写真はオフィシャルサイトで確認できる。FecalFace.comでは、オープニングの写真が見られる。

Text and Photos: Ammon Haggerty from Qaswa
Translation: Mai Kato

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