NO MUSIC, NO LIFE.

HAPPENING


「NO MUSIC, NO LIFE.」という印象的なコピーと、黄色と赤でおなじみの TOWER RECORDS(以下、タワレコ)、そのポスターやフリーマガジン「bounce」で見かける、あの一連の広告写真(&未収録テイク)を集めた写真展が開催された。この写真展は、同じく広告写真を収録した写真集の発売を記念してのもので、写真集に掲載されなかった作品や、写真集制作以降に撮影された最新作の展示なども行われた。

「NO MUSIC, NO LIFE.」シリーズは、なんと今年で9年目を迎える(1997年スタート)。カメラマン平間至とディレクター箭内道彦が手がける、キャンペーン広告としては異例の長寿シリーズだ。もともとは、某スポーツブランドの「○ust Do it!」のような、短くて印象の強いブランドメッセージがほしいというタワレコのオファーに始まった企画で、アメリカのことわざ「No pain, No gain」を捩ったのだそうだ。

この広告シリーズの強さはなんといっても、その被写体の組み合わせの妙と、季節ものアリ、ストーリーものアリの、撮影場所も含めた写真全体の雰囲気。一人(一組)のアーティストをまず決め、本人に相手を選んでもらうというのだ(友達でも、憧れの人でもOK)。居酒屋飲み会風の写真から、まるでお見合い写真かと思えるほどのホットな写真まで、そのバリエーションは様々だが、どれも、それぞれの写真の向こうに見え隠れする撮影時の雰囲気が感じられたり、アーティストの素顔が垣間見られたりするのが楽しい。

特に今回は、ロゴなどが入る前の「写真」が見られる貴重な機会で、フレームなどに収められてないラフな展示方法によっても、プライベートなスナップを見ているかのようなリアルな感じが伝わってきた。
山崎まさよし×竹内鉄郎を被写体とした最初の作品から、平間氏本人が豊川悦司と共に学ラン姿で登場した作品のアウトテイクなどのレア写真なども見ることができた。展覧会を見逃した人はぜひ写真集でチェックを。

ウェブマガジン「bounce.com」では撮影レポートもアップされている(「TOWER RECORDS Premium」)。今後、気になるポスターを見かけたら、撮影の裏側までのぞいてみては?

「NO MUSIC, NO LIFE.」TOWER RECORDS
平間至 写真展
会期:2005年1月21日〜30日
会場:第1会場 EX’REALM by YAMAHA(東京都渋谷区神宮前1-12-6 B1F)
   第2会場 風とロック REVOLUTIONS(東京都渋谷区神宮前4-26-28原宿V2ビル2F)

『NO MUSIC, NO LIFE.』平間至 写真集
価格:3,465円(税込) A4判並製 224ページ
出版社:マガジンハウス
ISBN:483871369X

Text and Photos: Yuki Ishida from Web Designing

【ボランティアスタッフ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
icon
MoMA STORE