F.C.R.B. スタジアム・プロジェクト

HAPPENING


F.C.R.B. (Real Bristol)」、このサッカーチームのホームスタジアムは、地表に大きな穴を掘り、その地中空間にスタジアムを建設し、スタジアムが不要になったら掘り起こされた土をそのまま埋めることにより、スタジアムの跡地はもとの地形へ還元されるという、“埋め戻せるサッカー場”。そして、その「F.C.R.B.」のエースストライカーは、なんと、翼くんの永遠のライバル日向小次郎(「キャプテン翼」)! スタジアムのオープニングでは、「大空翼フレンズ」とのドリームマッチが実現した・・・


Photo by Yasuhide Kuge

オープニングのインビテーションを見ただけでは、まったくなんのことやら分からなかったこの企画、これはファッションブランド「SOPH.(ソフ)」によって設立された架空のクラブチーム「F.C.R.B.」の、ホームスタジアム建築プロジェクトのお話。スタジアムグッズの収益金により、サポーター自らの手でスタジアムの建設を目指すというものだ。では、スポーツ&ファッション&建築&漫画という、異文化交流の場がなぜ“最先端の科学技術に関する情報拠点”の日本科学未来館なのか?! その意味は、さまざまなジャンルのコラボレーションによるこのプロジェクトを通して、資源やエネルギーの問題から、現在の建築のあり方までを身近なトピックスとして考えるきっかけとなることを目指しているところにある。と言うと、なんだか小難しい気もするけれど、千葉の関東ローム層から掘り起こしてきたという土を敷き詰めた赤い大地と、原寸大のスタンド(一部)、それに加えて、タイクーングラフィックスによる斬新なビジュアルで解説されている環境データについての展示を見てみれば、なんとなく言いたいことは分かってくる。やっぱり実際に見てみないとね。

「How is the earth doing?(今の地球はどうなってるの?)」と問いかけてくる、ちょっと地球に優しくなれるプロジェクト。「エコ」なんて言葉をわざわざ使わなくても、それでいいんじゃない?

「F.C.R.B.」のユニフォームも本気。

Tシャツやコンセプトブックなど、グッズも充実。特にブックはとびきりの(?)オススメ! 「キャプテン翼」の高橋陽一氏がこの展覧会のために書き下ろした作品や小次郎ステッカーのみならず、ビジュアルブックとしての満足度はかなり高め。単なる展覧会のパンフレットと侮るべからず。

アースラウンジVol.2「F.C.R.B.スタジアムプロジェクト」
会期:〜2004年5月31日(月) 10:00〜17:00(火曜休、祝日・春休み期間は開館)
会場:日本科学未来館(MeSci) 1F シンボルゾーン(東京・お台場)
料金:入館料のみ(大人500円、18歳以下200円)
http://www.miraikan.jst.go.jp/FCRB/

Text and Photos: Yuki Ishida from Web Designing

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