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ビューロ・デストラクト

PEOPLEText: Sachiko Kurashina

ビューロ・デストラクトのみなさんは、かなりの親日家だと聞きましたが、今回の来日中に是非とも行ってみたい場所や、やってみたい事などはありますか?

僕にとっては、今回で4度目の来日となります。前回は東京の後に、札幌と京都にも行きました。今回は是非、大阪に行ってみたいし、もう一度、京都にも行きたいな。もちろん、スキードームでのスノボーは絶対やりたいですね。スイスというお国柄、山は僕達にとって身近な存在なので、日本でもスノボーをやるのは、あたりまえの習慣のようなかんじです。東京にいるお友達に会うのもすごく楽しみです。一緒にお酒を楽しんだり、パチンコやカラオケをして遊びたいです。


Buro Discount Shop design, Graphics-Gallery-Gimmics-Gadgets

昨年チューリッヒに開店したショップ、ビューロ・ディスカウントについて教えて下さい。ショップオープンまでの経緯はどのようなものだったのでしょうか?またどのような商品を扱っていますか?

BDの設立者の一人でもあるHGBフィデルユスが、チューリッヒにあるお洒落なショップの選択売買権を持っていて、グラフィックのグッズや、他のデザイナーと一緒に展覧会ができるような、BDオリジナルのショップを出してみないか?という提案出してくれたのがきっかけです。ショップでは、今回の東京での展覧会でも販売する、ビニール人形、本、雑誌、ポスター、ポストカード、風船、ステッカー、Tシャツ、ディスコミュージックが収録されたビニールレコード、フォント、CD、ラップトップ専用バッグ、お菓子、おもちゃ、そしてフィギュアなどを取り揃えています。

どのようなお客さんが主にビューロ・ディスカウントに脚を運んでいるようですか?

チューリッヒは、ビューロ・ディスカウントのようなショップを出すには、ベストな街です。スイスの中でも一番離着陸が多い空港に近いので、海外からのお客さんも多いですし、もちろん、グラフィックデザインや建築、それにアートに興味があるスイス人のお客さんも脚を運んでくれています。店自体がHGBフィデルユスのものなので、僕が実際に店先に立つことはなく、彼と彼の奥さんのミーナがいつもお店にいますよ。シフトが札幌でプロデュースしているソーソーカフェと似ていて、雑誌とカフェの2つを運営していても、ある程度の境界線がその中には必要じゃないですか。それがあるお陰で、頭の中がこんがらずに済んでいる部分もあると思いますよ。


“Buro Discount” Shop design, Graphics-Gallery-Gimmics-Gadgets

デザイナーとしてチューリッヒは、どのような街ですか?

チューリッヒは、札幌の人にとっての東京のような街です。逆に、僕達が住むベルンが、東京の人にとっての札幌かな。ベルンはフレンドリーな街で、居心地もいいですよ。こぢんまりとしているので、迷子になることもないですしね。チューリッヒはベルンに比べたら、やっぱり騒がしい。あと、ちょっと高慢なかんじがあるかな。

今後の活動予定、そしてビューロの夢について教えて下さい。

とにかく続けること。そして、小規模でありながらも、大きなデザインを手掛けること。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

是非「ビューロ・デストラクト II」の1ページから224ページまで、じっくり制覇してください。またね。

Buro Destruct
住所:7 Wasserwerkgasse, CH -3011 Bern, Switzerland
TEL:+41 (0)31 312 6307
bd@bermuda.ch
https://www.burodestruct.net

ビューロ・デストラクト 東京ストップオーバー展
会期:2003年9月3日(水)〜16日(火)
時間:10:00〜21:00(最終日は17:00まで)
会場:ロゴスギャラリー
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ Part1 B1F 
入場無料
TEL:03-3496-1287(dgv Japan)
https://www.parco-art.com

Text: Sachiko Kurashina

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鈴木将弘
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