第51回サン・セバスチャン国際映画祭

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サン・セバスチャンは、スペイン国内でも指折りの人気都市。スペイン北端にある、ビスケイ湾に臨む港町で、避暑地として知られている。この街では、質の高いカルチャーイベントが数多く開催されており、それらを通じて、街の活性化やイメージは向上の一途を辿っている。ジャズ祭、イベロ・アメリカン・アドバタイジング・フェスティバル、エス・ソルなど、数々の祭典がこの街で開催されており、その中でも「サン・セバスチャン国際映画祭」は、今年で51回目を数えるまでに成長した。

この51年という長い歴史の間に、ベティ・デイビス、グレゴリー・ペック、ローレン・バコール、アルフレッド・ヒッチコック、カーク・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジェシカ・ラングなど、数々の著明な俳優、監督がこのサン・セバスチャンの街を訪れた。最高級の作品には、それに見合ったスターが登場し、そしてパーティーが行われきているのだ。

今年のフェスティバルは、いくつかの部門に分けて開催。イシャー・ボライン、セスク・ゲイ、アチェロ・マナスといった、スペインの新進気鋭の監督がその腕を競う部門。また、30年代〜50年代に活躍した、ハリウッドの名パーソナリティー、プレストン・スターゲスをフィーチャ−した展覧会も催される。その他にも「ワンダーランド」や「24アワー・パーティー・ピープル」などを撮影した、マイケル・ウィンターボトム監督の展覧会も開催される予定だ。「Entre amigos y vecinos(友人の近所の境界線)」という部門では、モロッコ、チュニジア、アルジェリアからの作品を紹介。スペインでは未公開のラテンアメリカ映画を楽しめる のは「Horizontes latinos(ラテンの地平線)」という部門だ。

スペイン映画の中でも名作のひとつである「EL ESP IRITU DE LA COLMENA(ミツバチのささやき)」が、今回の祭典のラインアップに入っているのも注目していただきたい点。監督のビクトル・エリセは「ミツバチのささやき」で、73年の本フェスティバルのグランプリを受賞した。

51st International Film Festival of San Sebastian
会期:2003年9月18日〜27日
住所:P.O Box 397, 20080 Donostia-San Sebastian, Spain
TEL:+ 34 943 481212
ssiff@sansebastianfestival.com
www.sansebastianfestival.ya.com

Text: Terevision Ruiz from Neo2 Magazine
Translation: Sachiko Kurashina

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