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アメリカ展

HAPPENING


今回は、僕の3月12日の夜の出来事について話そうかと思う。まずはじめに友人のカンティンとマットと向かったのは、アメリカの風景を撮影した写真を展示する展覧会「エキスポ・アメリカ」の先行公開。この展覧会は、国際的な広告代理店、BETCユーロRSCGの企画によるものだ。

長蛇の列での待ち時間を経て僕の目の飛び込んで来たのは、アレックス・マックレーンの航空写真。床に砂が敷き詰められた部屋のまん中にプロジェクターが設置していあり、スクリーンに向かって写真が映し出されている、といった具合。航空写真はまるで、抽象的な絵画のようにも見える。自前のセスナ182から写真家自身が見たの驚くべく風景を、彼が見たそのままに感じてもらおうために、展覧会自体がデザインされていた。

美しいだけではなく、人間が作り出したものがどのようにこの私達が住む世界を映し出しているかが、彼の写真から知ることができる。例えば街とか、駐車場やスーパーマーケットといった空間が、どれほど大きいものかがわかる。そして、こういった空間が公共の場所を占領し過ぎていること、地域の関係を遮断していることを示している。

何杯かのドリンクと、中華料理の軽食を楽しんだ後、地元で有名なペルシャ・ジャズ・クラブ「ザ・ニュー・モーニング」で行われた、ジミー・テナー・ショーの手伝いに向かった。ジミー・テナーは、素晴らしい音楽を聴かせてくれるフィンランド人ミュージシャン。彼の音楽では、ジャズ、ファンクそしてテクノの要素が巧みに織り混ざり、楽しいひとときを提供してくれるものだ。最新LP「HIGER PLANES」を中心に現在彼は、ヨーロッパツアーの真っ最中だ。

僕はファンク音楽のファンでもないし、ブラスバンドの音楽をあまり鑑賞しないけれど、ジミーのエレクトロニック・ソングは別モノ。今回のコンサートが、僕の気持ちを変えてくれた!と言ってもいいだろう。12名のブラスバンド・ミュージシャンを引き連れて登場したジミー。全員が白い衣装とマントを身にまとっている。見た目はまるで、ゴスペルバンドと魔術師軍団の中間のようなかんじだ。彼らからは、本物の生のエネルギーがひしひしと感じられた。だからこそ、無感動では絶対にいられない。ブラスバンドとの演奏が基本だが、例えばノイズボックスや写真電話といった、おかしな楽器も登場した。

Text and Photos: Jerome Lacote from Endown
Translation: Sachiko Kurashina

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