∀ガンダム

THINGS


シドミードデザインのあのモビルスーツをヤングマガジン紙上で始めて観た時は、目の前が暗くなった。このデザインって、イデオンのバッフクランか、ガンダム以前のデザインでしょ。
「全てのガンダムを肯定する」と、ニュータイプ紙上で富野監督は話していたみたいだけど、これまで培ってきたあのモビルスーツデザインの系譜は全て無に帰ってしまったんじゃないだろうか。(ここに なかなかいいエッセイが書いてあります。)
とりあえずデザインは、ふりだしに戻った事は確かだと思う。でも否定はしない。ガンプラの進化と共にあった、リアリティーを追及しているのだけれど、本当は全然説得力のないリアリティーの固まったモビルスーツの呪縛から、また新しい次の20年を目指したガンダムが始まったのだと思いたい。(ガンプラの進化は08小隊のようなOVAに引き継がれていくのだろうか。)

だがしかし、サンライズ、バンダイなどのガンダムプロジェクトはなぜにこのようなガンダムを送りだしてきたのだろうか。一回りしている人には逆に“来る”デザインだとは思うが、どう考えてもこれまでのガンダムユーザー(全てのガンダムユーザーです)に向けて作られたデザインとは感じられない。ターゲットが見えてこない。今、海外に向けてガンダムを売り出そうとバンダイはやっきになっているらしいが、海外向けにこのデザインが考えられているとしたら、それも少し違うような気がする。この衝撃的なデザインが初めて体験するような新鮮な画面となって、お茶の間に写し出されるのを望む。敵のモビルスーツが40mもある所なんて、スケール感を感じさせる絵創りを目指しているんじゃないかとしか考えられない。スト2の安田 朗のキャラクターデザインは抜群だと思う。後は動きだ。ミサイルはどう跳ぶ!!どうやって動く!!

ネットキー局:フジテレビ系
放映日時:1999年4月9日〜・毎週金曜16:55〜17:25
放映日時:1999年4月17日〜・毎週土曜深夜28:15〜28:45(再放送)

∀ガンダムを描いてくれた今井TOONSさんありがとうございます。
今井さんいわく「描いているうちに大好きになっちゃった」との亊です。多謝!!
次は、「ジョジョ」の荒木飛呂彦の表紙がヤバイ『MONSOON VOL.02』中身もすごい。濃すぎ。かぎりなく現場で感じている感覚が、攻撃的なテキストになって飛びついてくる。視点がいいし、作り手も、登場する人も自分の生きてきた道に対して自信満々に話している。読んでいて気持ちがいい。なんか俺論を考えてしまう。「WALK THIS WAY」というか、「MY adidas」というか、そんな感じだ。どれも読みものとして面白かったけど、特にあさのまさひこさんインタビューと、ドラゴンクエストの記事が最高に面白かった。今の雑誌になにか物足り無さを感じているなら、何かを感じられるかも。

Text: Akira Natsume
Illustration: Imai Toons

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