サイモン・フィッシャー・ターナー

HAPPENINGText: Rita

BLUE-ブルー

「UK98」の一環としてデレク・ジャーマンのレトロスペクティブがシネ・ヴィヴァン・六本木で開催された。今回、ジャーマン・ムービーに欠かせないサウンド・クリエイター、サイモン・フィッシャー・ターナーが来日し映画「ブルー」の映像に合わせライブDJを行った。

ライブでは、彼の担当した「カラヴァッジオ」や「ラスト・オブ・イングランド」等の作品で使用した音楽素材に、楽器、歌、声、環境音などをサンプリングしたものをミックスして演奏。ノスタルジックなインド音楽や人々の会話、森林の木漏れ日を思い起こさせるようなアンビエントミュージック。時には暴力的でさえあるノイズ音。そして、目の前のスクリーンにはただブルーのみ。ブルーの先には、静かな青い海底や遠い過去の思い出。

サイモンの作り出すサウンドに、心地よさげに眠る者、一心にブルーのスクリーンを見つめる者、なかには肌が合わずに帰る姿もちらほら…。なかなかお目にかかれない「フリーマインド状態」に新鮮な印象を受けた。

ジャーマン作品以外にも、日本の山田勇男監督の作品を初め国際的に活躍中だが、実は10代の頃からミュージシャンとしても活動している。来日時にアップリンク・ファクトリーではリトルクリーチャーズの青柳氏とセッションして盛り上がった様子。今年の5月25日にアップリンクからCD「SHWARAMA」「DISPLACED LINKS」を同時リリース予定なのでご視聴アレ。

Text: Rita

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