トランスメディアーレ 2006
近年例にない寒さも少し緩んだ頃、ベルリンでトランスメディアーレ 06が開催された。トランスメディアーレとは、ベルリンで開催される、メディアートの現在が見渡せるアート・フェスティバルである。会場は前回のハウス・デア・クルト...
近年例にない寒さも少し緩んだ頃、ベルリンでトランスメディアーレ 06が開催された。トランスメディアーレとは、ベルリンで開催される、メディアートの現在が見渡せるアート・フェスティバルである。会場は前回のハウス・デア・クルト...
ベルリンで現代美術を鑑賞すると言えば、まずは、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館である。サイ・トゥオンブリー、ウォーホル、ラウシェンバーグからキーファーにいたる豊富な欧米の20世紀美術コレクションに加え、今なら戦後最大...
今年で10回目を迎えるアートフォーラム・ベルリン、前年より開始されたベルリナー・クンストサロン、ベルリナー・リステ、そして今年から始まるプレビュー・ベルリン。今年ベルリンでは9月末から10月上旬にかけて4つの美術見本市が開...
とある最新の犯罪研究によれば、落書きが多かったり、物が壊されたままになっているような場所では、犯罪が起こりやすい。裏を返せば、落書き/破壊行為が容易に行われない様その場所が管理されていることを示すことにより、犯罪は減...
ここ数年巷でベルリンが “最高にトンガッている” という噂を耳にする。こちらに来た当初は、まだまだ保守的かつドイツ的な垢抜けない旧西側のセンスに、少し浮ついたレトロスペクティブな東側のデザインだけが目についた。大したこと...
ベルリンの中心部から北東に位置する地区プレンツラウアーベルクに、シュタットバッド・オデルベルガーという建造物がある。ここは20世紀初頭に建築家ルートヴィヒ・ホフマンにより地区のプールとして建造され、旧東ドイツ末期近くま...
トランスメディアーレは、1988年のビデオアートイベントを発端とし、この経験的な世界を測るテクノロジーを理解し熟考しようと追い求めるアーティスト達の参加により、最も大規模なアートフェスティバルの一つとして成長を遂げてきた...
10月末ベルリンにて、キャラクターデザインをテーマにしたピクトプラズマ・カンファレンスの第一回目が開催され、キャラクターデザイナーや熱烈なキャラクターファン達が集い、レクチャー、ワークショップ、スクリーニング、ライブパ...
フリック・コレクションは世界で最も重要なコンテポラリー・アート・コレクションの一つである。圧倒的な論争にもかかわらず、ベルリンはその偉大さを認め、7年間かけてミッテ地区にある元駅舎ハンブルガー・バーンホフ・ギャラリーで...
今回で3回目の開催となる、VJが主役のイベント、コンタクト・ヨーロッパがベルリンで開催された。会場は、60年代に建てられ、かつては国外の高貴なお役人や政府のエリートらが夜の社交場だったという印象的な建物、カフェ・モスクワ...
現在建設中ではあるが、将来的にベルリンの中心駅になるレアター駅とチャンセリーとの間に、この夏ちょっとした熱帯を思わせる一角ができている。ここをデッキチェアーが並ぶビーチや遊び場そしてバーに変えるため、ドイツの海岸から3...
2月の終わり頃から、ベルリンの一角で不思議な光景が見られるようになった。朝から晩まで、大勢の人たちが一列になってガラスのビルを囲んでいるのだ。人ごみも少なく、街路があまりにもがらんとしていて時が止まって四次元ワー...